こんにちは、水野ゆうきです。
さて、本日で9月議会が閉会しました。
今議会で上程された議案は十分な審議を踏まえ、
全て可決されました。
議案第6号、工事契約変更:布佐ポンプ場
につきましては分かれ、可決されたものの
賛成13、反対10という結果となりました。
私は賛成はできませんでした。
布佐ポンプ場築造工事(土木・建築)の請負契約の一部を
次のとおり変更するものです。
●変更前 契約金額 817,047,000円(うち取引に係る消費税及び
地方消費税の額38,907,000円)
●変更後 契約金額 1,016,685,600円(うち取引に係る消費税及び
地方消費税の額48,413,600円)
この議案は環境都市常任委員会に負託され、審議されたわけですが、
現場に入って工事に着工したところ、予想以上に地盤が軟弱であった
ということがありました。
布佐ポンプ場についてはもちろんやっていただきたいという
前提で私の賛成できなかった説明をします。
委員会でのやり取りの中で
地盤沈下については設計段階ではわからなかった、
既に基礎工事が終わっている(急いでいたとはいえ議会に報告なし)
→手続き的におかしい→結果的に議会軽視にならないか、
また設計は震災前のものであり、新たに見直さなかった
→結果的に2億という大きな額を使うことになる前に
他にやり方があったのではないか、
こういったことが議論され、委員会では否決に。
そして私も市民感覚として、結果的に市民の税金から
2億という額が生じてしまった経緯について
誰もが納得できる内容とは言い難く、
賛成を投じることはできませんでした。
単に賛成、反対ということではなく、
きちんと私は説明責任を果たしていきたいと思います。
さて、閉会したとは言え、これからが正念場という
我孫子市と我孫子市議会。
放射性物質を含むごみ焼却灰に係る一時保管場所について
引き続き議論し、行動していきます。
本日「千葉県提案の手賀沼流域下水道終末処理場を
4市1組合すべての放射性物質を含む焼却灰等の
一時保管場所とすること」に対し、正副議長及び
放射能対策特別委員会で協議を行い、
千葉県知事あてに抗議文を送付することとなりました。
我孫子市議会の度重なる意思を無視した一時保管施設の
工事着手は、極めて遺憾であり、直ちに中止するよう
強く抗議する内容です。