水野ゆうきです。


本日は13時から放射能対策特別委員会でした。


委員会の真っ最中にしばらく中断する事態となりました。


驚くことに千葉県から下記のような通達があったのです。





放射性物質を含むごみ焼却灰の一時保管施設に係る

                         工事について


                       平成24年9月21日

             千葉県環境生活部資源循環推進課

                  電話 043-223-2634


 県では、4市1組合から緊急要望のあった、放射性物質を

含むごみ焼却灰に係る一時保管場所について、6月18日に

手賀沼流域下水道終末処理場に設置することを決定し、

一時保管に関する手続きを進めてきました。

 本日、建築基準法に基づく確認済証が交付されましたので、

一時保管施設の建設工事に着手します。



            記


1 工事の概要

(1)工事の種類

 (ア)植栽移植工事:植栽の移動、計画地の整地、砂利舗装

 (イ)場内整備工事:囲い等の外溝設置、場内通路工事、

              遮へい物の設置

 (ウ)施設建築工事:保管施設建屋(当初5棟)の設置、

              管理棟の設置


(2)工事機関

  平成24年9月21日(金)~平成24年11月30日(金)


2 一時保管(搬入)開始予定

  平成24年10月末


参考:一時保管施設の概要

  (1)保管施設:最大15棟を設置

  (2)保 管 量 :約2,500トン




以上ですが、県が印西市を通さずに

千葉県印旛土木事務所に建築確認申請を提出し、

本日確認済証が交付され、本日から工事着手。


しかも18日に住民説明会を開催したばかり。


委員会再開後には、市長からは驚きと千葉県の強硬は

遺憾であるといった主旨が発言され、

放射能対策特別委員会の各委員からは

「千葉県の暴挙、言語道断、許されるものではない」

「千葉県に対して法的な措置を講じるべき」

「分権と言われていても、千葉県のやり方は上からの

 指示、命令以外のなにものでもない」

「工事差し止め請求等をすべき」

「住民を無視した暴挙」

などといった意見が出ました。


委員からはただちに印西市と協議すべき、との

意見が出され、委員会終了後すぐに対応するといった

やり取りがありました。


また、議会ももちろん頑張るが、やはり市のトップリーダー

である市長が先頭に立って闘ってもらいたい、

という発言もありました。


千葉県の強行的な手法は全く理解を得られるものではなく、

まさに暴挙と言わざるを得ません。


今後、放射能対策特別委員会含め、様々な場面で

大きな問題として更に議論し、我孫子市も市議会も

行動していくこととなります。