こんにちは、水野ゆうきです。


本日は私が事務局長を務め、フジテレビ解説委員が

主催しております政治経済勉強会でした。


そして今回のタイトルは

自分の仕事を持つという事


今をときめく3人の起業家に講演していただきました。


まずはお忙しい中、講演してくださった3名と

お越しいただいた皆様に心より感謝申し上げます。


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(ちなみに、私のHPを見て、政治に関心があるという方々にも

来ていただき、お声をかけていただきました。有難うございました!)


【モデレーター】


フジテレビ解説委員 安倍宏行


【講演者】


●安藤美冬さん(フリーランス)
(株)spree代表・「自分をつくる学校」学長


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安藤さんといえば、セルフブランディングですね。

私と一緒に同じ日本記者クラブで講演した際も

お話しいただきました。


安藤さんの仕事は知的生産。

そのアウトプットがお金に変わります。


仕事は多岐にわたるため3つのルールを作ったとのことです。

①ソーシャルメディアの活用・自分の考えをコンテンツ化して発信

②複数の肩書き・仕事 

③ノマド的な働き


もうひとつの3つのルールは

①営業しない

②スーツを着ない

③ルーティンワークをしない


お馴染みの安藤女史スタイルですが、興味深いことに

安藤さんの出発点はやりたいことがなかったとのこと。




●白木夏子さん
HASUNA Co.,Ltd.代表取締役・チーフデザイナー


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素材調達から生産・流通までの過程において人や社会、

自然環境に配慮したエシカルジュエリーで世界が沢山の人々が

笑顔で満たされるようなジュエリーを自らデザインされています。


今は都内、大阪、名古屋で販売されています。


なぜ立ち上げたかという白木さんの原点ですが、

10年前に学生時代にイギリスの大学で国際協力の勉強を

していたこともあり、南インドのアウトカースト(貧困層が住んでいる)に

2ヶ月住み込み、何一つできない自分がいたこととのことです。


また企業が安い原材料を使うことで末端の人が傷つくと。


1社だけ変わっても意味がないので、もっと大きくして

他の企業も貧困の問題に対して向き合うようになれば

ソーシャルチェンジとなる、とグローバルな活動をされている

白木さんに素晴らしい情熱を感じました。




●堀江敦子さん

スリール株式会社代表 ワーク&ライフ・インターン事業


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学生の子育てインターンシップ事業をしています。

中学生から13年間100名のベビーシッターを経験している

堀江さんは仕事と子育ての両立は当たり前と考えているわけですが、

会社で若手社会人の当事者意識の無さを知ったとのことです。


そこで、子育てに理解のある人を増やすこと

→学生時代から体験をすれば意識を変えられる、と。


堀江さんの最終目標は誰もが自立をして幸せになる社会。


ちなみにシステムは下記のようになっており、

専属サポーター制度=3ヶ月のホームステイ

・エントリー制度を導入

・週1会程度×3ヶ月間のお預かり


その効果として

家庭では・・・預けることへの罪悪感が消える

学生は・・・価値観やキャリアへの意識に変化

が表れ、相乗効果が生み出されます。



トークセッションでは様々なことを伺いました。

まずは、

起業するにあたり、大変だった点


●安藤さん

・給料日がなく、上司もいない。自分が全て責任を負う。

・自由さ、身軽さで独立したものの、フリーランスになることに抵抗


・知的生産なので、人を雇う必要もないが、

 お金の問題はないが住宅と金融の問題にぶつかる。

 例えばクレジットカードが作りたくても作れない。部屋を借りられない。


・仕事がなかなかなかった。最初の5ヶ月間は全く仕事がなかった。

→ソーシャルメディアを最大活用した。


●白木さん

・お金の問題。150万円の起業資金もすぐなくなった。

・見積もりが甘かったため、最初は売れなかった。

・銀行に行っても借りられない。

・近しい人からお金を集めた。セレクトショップに売り込みに。

・最初の半年は全くお金が入ってこなかった。

→お金の問題は創業者は確実に直面する!これを念頭に!


●堀江さん

・社会に貢献する起業でなければいけない中で、

 ビジネスとしての金銭的問題の難しさ。



法律的な知識がないわけだが?


●安藤さん

・プロジェクトがなくなってしまったことがあった。

・自己判断をやめて司法書士を介す。


●白木さん

・この面ではあまり苦労していない。

・宝石のビジネスは資格もいらず、税関も北朝鮮、イランのもの

 でなければ簡単に通れる。

・疑問も持たずに問屋は仕入れているのが宝石業界は当たり前。


●堀江さん

→安倍氏よる赤ちゃんを扱うことについての質問

・ベビーシッターは無資格。お子さんが怪我をするときは

 保護者が目を離すとき。一人ではなく2人体制で入る。



一旦企業に就職しているが、良かった点・活かされたは?


●安藤さん

・数字がつきまとう仕事をしていて、お金に対する感性を磨かれた

・女性は自分のスキルをお金に変えるのが下手ということがわかった

・交渉力

・自分の無形のスキルを値段をつけなくてはいけないので、

 自分の価値はいくらかというセンス

・営業部隊で仕事をしていたこと


●白木さん

・国連でインターン経験による貧困層にお金を流れる仕組み

・就職活動では将来的に起業することも踏まえて

 下記3つが合致している会社に就職(不動産ファンド)

 ①経営者の近くで仕事

 ②金融

 ③会社がどう回っているかわかる会社

・経営者の近くにいたことで経営の勉強ができた。

・お金の流れを知ることができた。

・決算書の読み方がわかった。


●堀江さん

①ひとりの部署にいたので、起業のストレスがなかった

②働くお母さんの気持ちがわかった



起業に向けてのアドバイスは?


●安藤さん

①ソーシャルメディアの活用

twitter×Facebook×ブログの3つの組み合わせが最強!!

②ソーシャルウェブの人格を考えることが重要

自分の顔、プロフィールを公開すること

→ブランディングにつながる


●白木さん

①Facebookでファンページを作ったりした。

②まず最初はミッションを徹底的に考え抜くこと。

 →でないと人がついてこない。


●堀江さん

・自分のやりたいことを伝え続ける。

・そして青写真を描き、足元を固めていく。

・テストをして仕組み化していくというサイクルを作る。

・「覚悟」を決めること。「9戦9敗しても続けられるものなのか」考える。

・仲間作り




質疑応答でも様々な質問が投げかけられ、

私も事務局長でありながら、最後に我孫子市の女性議員の少なさや

政治不信による政治への関心の薄れ若者の当事者意識等に関して

言及させていただきました。


堀江さんからは「危機感を持たせること」というお話しがありました。


自分の実感として『政治』ということだけで若い世代が敬遠したり、

若い世代が関心を持てるようにSNSを駆使しても、

少しフランクになれば、それはそれで批判を受け、

どんなに市民に現状の危機に対する演説をして、朝駅に立っても

結局昨年の我孫子市議選は過去最低の投票率・・・

だからこそ議員が何をしているのか

きちんと可視化する必要があると思います。


逆に何をしているか見えない政治家は必要ありません。

しかし、今の社会を作ったのは、

そういった国会議員を国会に送り込んだのは、

投票した我々であると安倍氏は話していました。


私も毎日、SNSで情報発信を根気良く続けていくことが

重要だと改めて感じた次第です。


3名に共通しているのはやはり『行動力』と『情報発信力』。

これは私も実践しているところですひらめき電球

それぞれ違政治家の立場でうタイプで女性に勇気を与え

講演会になったと感じています。


リーダーとして引っ張っていくには?という方の質問に

白木さんが「感謝の気持ちを熟考して、周りの人、下の人

どんな形であれ、伝えることが大事。」 という言葉は

全ての人に通じることですね。


私も常に感謝の気持ちを忘れずに生きていたいです。


お忙しいところ、我孫子市民の方々も来ていただき、

とても嬉しかったです。


引き続き、啓発活動を続けてまいりますので、

宜しくお願いいたします。