こんにちは、水野ゆうきです。


本日、大変遺憾な連絡が入りました。

教育に携わる教育委員会事務局職員と学校職員の

懲戒処分についてです。


①我孫子市教育委員会職員の虚偽の休暇申請による

  懲戒処分 1件

②我孫子市内公立学校職員の不祥事による

  懲戒処分(県教育委員会より) 2件


私は6月議会にて我孫子市教育委員会職員のこれまでの

一連の不祥事について教育福祉常任委員会にて

厳しく質問をしました。


詳しいやり取りは下記、ブログにて委員会直後に

アップしておりますのでご確認ください↓

http://ameblo.jp/yuukimizuno/entry-11287118484.html


委員会における教育長と教育委員長の私への答弁では

こういったことが二度と起きないよう再発防止に努めていく

といった決意が述べられたものの、短い期間に懲戒処分に

せざるを得ない事態が発生したことは由々しき問題です。


詳細は下記です。


①我孫子市教育委員会事務局職員の懲戒処分

・被処分者:生涯学習部 文化・スポーツ課 主査長 42歳

・処分年月日:平成24年7月25日

・処分の内容:懲戒戒告処分
 地方公務員法第29条第1項第1号(法令違反行為を行った場合)

 及び第3号(全体の奉仕者たるにふさわしくない非行があった場合)

 に該当するもの

・事案の概要:

 この職員は、平成24年5月23日(水)から5月28日(月)まで、

 療養のため病気休暇を申請、承認されたにもかかわらず、

 承認された期間中の5月26日(土)・27日(日)にスポーツ大会の

 試合に出場した。さらに、5月29日(火)は虚偽の病気休暇の

 申請をした後、その内容を変更し、再度虚偽の介護休暇を申請した。


・教育長のコメント

  本日、我孫子市教育委員会職員を虚偽の休暇申請により

 懲戒戒告処分としました。また、同日付けで、葉県教育委員会

 から、市内公立小中学校職員の不祥事による懲戒処分の公表が

 ありました。このような一連の不祥事につきましては、教育行政

 及び学校教育に対する信頼を大きく裏切るものであり、

 市民の皆様に深くお詫び申し上げます。
 自らが先頭に立ち、不祥事の防止に全力を尽くすとともに、

 信頼の回復に努めてまいります。
 なお、本日不祥事の根絶に向けた決意を示すため、

 7月分給料の10%相当額を自主返納いたしました。

 

                         平成24年7月25日 

                        我孫子市教育委員会

                          教育長 中村 準

    


②学校職員の懲戒処分について

   (千葉県教育庁教育振興部教職員課発表)


【1件目】

(1)被処分者:教諭 男性教諭(59歳)
(2)所 属:我孫子市立湖北小学校
(3)処分内容:免職
(4)処分事由:

  当該教諭は、平成24年4月20日(金)に、同僚の女性教員に

  対して、腰に手を回すなどのセクハラ行為を行った。

  さらに、同教員に対して、6月2日(土)に校外で、体を触るなどの

  わいせつ行為を行い、同14日(木)に校内で、キスをする

  わいせつ行為を行った。
(5)法的根拠:地方公務員法第33条(信用失墜行為の禁止)違反
(6)適用条項:地方公務員法第29条第1項第1号及び第3号


(1)被処分者:校長(59歳)
(2)所 属:我孫子市立湖北小学校
(3)処分内容:戒告
(4)処分事由:

  当該校長は、平成24年4月20日(金)に所属職員による

  セクハラ行為があったにもかかわらず、同6月2日(土)に

  校外において、同14日(木)に校内において、それぞれ発生した

  同職員によるわいせつ行為を防ぐことができなかった。
(5)法的根拠:地方公務員法第32条(法令等及び上司の命令に従う

  義務)及び第33条(信用失墜行為の禁止)違反
(6)適用条項:地方公務員法第29条第1 項第2号


【2件目】

(1)被処分者:男性教諭(39歳)
(2)所 属:我孫子市内の公立中学校
(3)処分内容:停職3月
(4)処分事由:

  当該教諭は、平成22年9月23日(木)から平成24年4月9日(月)

  までの間、担当していた部活動に所属する男子生徒に対して、

  下腹部を含めて体をくすぐる行為、自家用車に同乗させて

  連れ回す行為、平手で叩いたり足で蹴ったりする行為などを

  繰り返し行った。
(5)法的根拠:地方公務員法第33条(信用失墜行為の禁止)違反
(6)適用条項:地方公務員法第29条第1項第1号及び第3号



委員会ではトップの役割は不祥事の根絶に向けて、

指導の徹底をしていく、との内容の答弁でしたが、大津市の問題で

教育行政事態が社会的問題としてマスコミに取り上げられている中、

こういった事態となってしまったことに我孫子市の市議としても

悔しくてたまりません。

6月議会では私含め、3名の議員が教育委員会の不祥事について

言及しましたが、これは見過ごしてはならない問題であり、

指導の徹底がなされてなかったことを証明した形となりました。


市民の皆様にとってはショッキングな出来事であり、

学校教育及び教育行政への信頼を取り戻すために、

そして子どもたちに我孫子市の学校・教育に誇りを持ってもらう

ためにも、きちんと追及していく必要性があります。


この不祥事に関しましては我孫子市HPに本日アップ

されましたので、下記ご参考にされてください。

http://www.city.abiko.chiba.jp/index.cfm/19,100538,135,334,html