皆さん、こんばんは!水野ゆうきです。


本日はアビスタにて1530~より行われた

『放射能対策総合計画(案)に係るタウンミーティング』

に参加してきました。


水野ゆうき オフィシャルブログ 「水野ゆうきのゆう can change!!」 powered by Ameba-放射能対策総合計画(案)タウンミーティング


お知り合いの方が多く、嬉しかった半面、

参加者は私がざっと数えたところ25~30名程度と予想より少なめ。

前回の天王台では14名とのことだったので、少しは増えましたね・・・


しかし、日曜日の難しい時間帯ですので、

今回ご参加できなかった方は現在パブリックコメントを募集中ですので、

是非、活用してただければと思います。詳細はコチラ↓

http://www.city.abiko.chiba.jp/index.cfm/19,100072,241,1024,html


さて、本題に入りますが、まず市から

放射能対策総合計画(案)についての説明がありました。


その後、市民の皆様と意見交換会に入りました。

予定時刻をかなりオーバーし、2時間以上にわたり、

やり取りが行われました。


とてつもなく長くなってしまいますので、全ては書けない為、

重複した質問や答弁を要約し、

個人的に印象に残った部分を書きます。


私の感想としてはやはりホールボディカウンターの結果、

給食食材検査(ゲルマニウム半導体検出器を使って欲しい)、

手賀沼公園のモニタリング、戸建の除染、クリーンセンターの建屋、

高濃度放射性物質を含んだ焼却灰を手賀沼終末処理場に

一時保管することを千葉県が決定したこと等について

言及されていた方が多かったです。


ホールボディカウンターの結果については既に

ブログにて書いておりますので下記をご参照ください。

http://ameblo.jp/yuukimizuno/theme-10055795148.html



Q:手賀沼公園の線量について

A:モニタリングは2週間に一度。砂場含め6箇所測定。

  砂場2箇所は入れ替え済み。

  手賀沼公園はイベントも多い為、除染すると利用できない期間も

  出てくるが、細部にわたった測定が必要と考えている。

  公園は2ヵ年で除染を完了させる予定なので、その間

  モニタリングをしながら検討していきたい。


Q:小学生がいる家庭の戸建住宅除染について

A:戸建除染は順次行なっていき、今回は妊婦と小学校にあがる前の

  お子さんがいる家庭。550件の申請があり、現在測定中。

  0.23マイクロシーベルト以上あった場合は除染。

  小学生がいるご家庭については早い段階で広報にかけたい。

  その予算は9月議会にかけて、議会に承認を得ます。


Q:他市(柏市等)との取り組みの違いは?

A:細かく言えば色々あるが、大きなものとしては

  ①総合計画の策定(松戸はしている)

  ②ホールボディカウンターの助成


Q:手賀沼終末処理場を放射性物質を含む焼却灰の一時保管場所

  として県が提案し、発表している問題に関して、市長は県への

  抗議文以降、なぜ何もしていないのか?

A:議会中ということもあり抗議文という形で出した。

  印西市長選があり、現在の市長の任期が7月27日までで、

  新しい市長の初登庁は7月30日。それまではアクションを起こせない。

Q:印西市長選どうこうではなく、次はこうアプローチするということを

  市民に見せてもらいたい。(要望)


Q:ホールボディカウンターだけでなく、

  甲状腺や血液検査も取り入れて欲しい。

A:前回のタウンミーティングでも同じ意見が出ているので検討したい。


Q:ホールボディカウンターの測定結果で72名中2名が検出されたことを

  厳粛に受け止め、内部被ばくの予防に努め、原因究明をすべきでは?

A:低線量被ばくは専門医でないとわからないので、まずは

  評価をしてもらう。夏休みに受けるお子さんも多いと思うので、

  そのデータも見ていきたい。


Q:給食は簡易型ではなくゲルマニウム半導体検出器を使って欲しい。

A:現在市で保有しているのは300万円のもの。

  ゲルマニウム半導体検出器は1千万以上なので、難しい。

  しかし、外注委託もでき、コメやパン、牛乳などできるか

  検討していきたい。その際、学校や保育園でどういう取り組みが

  できるか検討したい。


Q:食以外に水問題も。井戸水を最大限利用しては?

A:地下水を汲み上げるのは地盤沈下につながる。

  今の我孫子市では難しいので、災害時に家庭に

  井戸水(飲料水ではない)の協力してもらう。

  そして、飲めるようにする工夫が必要。  

  今ある井戸の活用と新たな井戸があるか、

  地域防災計画の中でも課題事項。


Q:クリーンセンターの建屋について中峠地区でしか説明がなかった。

  新木方面では全くこの話しは聞こえてこなかった。

A:この建屋は手賀沼終末処理場の建屋と同じもの。

  説明会は500m離れている緑台自治会、中峠・古戸地区で実施し、

  新木では農家の方々を対象に行い、皆さんのご理解とご協力を

  頂いた。市全体で行わなかったのは風評被害を広げたくない

  ということもあった。


Q:バグフィルター、要は焼却灰の煙からセシウムが出るリスクは?

A:バグフィルターは今年新しいものに換えている。

  毎月1回厳しい検査をしている。

  クリーンセンター周辺135箇所2週間に1回空間線量を測定し、

  モニタリングしている。HP、広報でお知らせしていきたい。


他、総合計画の文言に

『我孫子市は汚染状況重点調査地域として指定』

をいれて欲しいという要望や、ホームページが見にくい等の

ご意見が出ました。


ご参加の皆さんの意識の高さがうかがえ、

市民目線で市政に取り組む者として、こうしたタウンミーティングに

参加し、直接市民の皆さんの考えを聞くことは非常に重要です。


ホールボディカウンターの助成についても7月から

18歳まで拡大されましたが、これも市民の方からの要望で実現。


市民の皆さんには様々な形で市の取り組みに

参加していただきたいと思います。