こんにちは。水野ゆうきです。


6月25日(月)は私が所属する教育福祉常任委員会でした。


私が通告した質問は下記2点。


●教育委員会の不祥事

●学校図書室


2回にわたって書きます。


まず、教育委員会職員の不祥事ですが、今回の本会議にて

教育福祉常任委員会・飯塚委員長、西垣副委員長が、

トップの責任の取り方等について質問しております。


正副委員長が本会議にて質問しているわけですから

この委員会の委員としても、改めて委員会で問う

必要性があると思ったので通告しました。


委員会のやり取りはこちらから↓

http://www.discussvision.net/abikosi/2.html

(委員会→教育福祉常任委員会→6月25日→所管事項に対する質問)



本会議におけるトップの責任の取り方の質問に対し、教育長から

「職員の意識改革の徹底」と「指導の強化」の答弁がありましたが、

それ以降、トップとしての身の処し方について現在もお考えに

変わりがないか答弁を求め、変わりはないとのことでした。


また近年の不祥事に関する事実関係(内容と処分)を確認。

昨年教育委員会職員による飲酒運転及び物損事故(懲戒免職)、

そして今年5月3日に発生した酒気帯び運転(懲戒停職処分3ヶ月)。


ちなみに処分は国と市の懲戒処分基準に

基づいて判断しているとのことです。


前回の件があって、まずどのような対応・指導をしたのかということを

質問したところ、教育長が管理職全員を会議室に呼び訓示、

教育委員会所属全職員に文書伝達等が行われたとのことです。


しかしながらまた起こってしまったわけで、まず本会議で答弁のあった

「職員の意識改革の徹底」や「指導の強化」というのは

日常の仕事であり、今回がはじめてではないということから

監督不行届きがあったと認識して良いのかと・・・


教育行政・現場に携わる方の不祥事は市民、とりわけ保護者は

非常に不安であり、市民にわかりやすい・目に見える形で

何らかの判断を下すことで信頼を取り戻すことができると。


また飲酒運転は社会的問題となっており、

最近では福岡市が職員の飲酒絡みの不祥事が続いたことから

『禁酒令』を出したことは報道でご承知の通り。

それだけでなく福岡市長自らも1ヶ月分の給与全額(143万円)

をカットすると発表しました。トップが責任をとっています。


こうしたやり取りをし、再度、教育長、教育委員長に

見解を求めました。


私の質問後は副委員長が続きました。

情報開示の遅さを指摘し、事件があった時点で

事実が確認できたらすぐに我々に公表すべきであり、

前例を踏襲しすぎているのでは、と。

今からでも遅くないので考えを改めるべき、処分の妥当性等、

厳しい意見が出ました。


教育委員会委員長からは不詳事を根絶するために

取り組むことが本来の責任の取り方であるということ、

また教育委員が日頃何しているのかわからないので、

教育委員の行動が目に見えるような形で事務局、教育長以下を

指導していく取り組み、また気を引き締めていきたいという

決意が述べられましたので、こういった事件が二度と起きないよう

再発防止に尽力していただきたいと思います。