その病室の横に暖和ケアの病棟があったのですが、母が何をする場所か知らずに『ね〜ね〜暖和ケア』って何するところなの?と私に聞いてきました。小さいときに中耳炎したそうで、耳が片方聞こえない母は声が大きく…後で教えるからちょっと待っててね。と母に。
緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者さんとそのご家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処を行うことによって、苦しみを予防し、和らげることで、QOLを改善するアプローチである。
わかりやすくいうと、ガンと診断されたら
ガンに伴う身体の痛みや心理的、スピリチュアル的な問題を早期に発見し、的確に評価を行い、苦痛を和らげることを通してアプローチすることです。
※オリティ・オブ・ライフ(QOL:生活の質)
医師、看護師、ケアマネージャー、ソーシャルワーカー、薬剤師、管理栄養士、心理士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等、様々な資格を持った方が関わります。
厚生労働省から「緩和ケア病棟」として承認を受けた施設の場合、医療費は定額となっています。その他に、食費などの医療費以外の費用がかかります。医療費が一定額以上になる場合には、高額療養費制度を利用して、自己負担限度額までの支払いとすることができますが、詳しくは、ソーシャルワーカー等に聞いてみるといいかと思います。
母に伝えると、あんなに大きな声で聞かなきゃ良かったとは言ってましたが、わざとではなかったので仕方ないなと…
我が家で飲んでいるのはサルノコシカケです。
記事にも何度か書いているので、良かったら読んでみていただけたら幸いです!