慢性骨髄性白血病からの急性転化まで② | momoブログ

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子供が成人し、自分の時間が使えるようになったバツイチ女子!美容や趣味、仕事等の話を書いていきたいと思います。


 

 



 

 



 

 



 

 



 

 




姉のことについて前回書きましたが、病気が分かった時期の事からを何回かに分けて書いて行きたいと思います。


姉が結婚してから、福岡に数年行ってました。夫の転勤について行ったからです。


白血病が風土病であるという人もいるようですが、日本では九州、特に南九州に感染者が多いそうで、平成22年は感染者が108万人中42万人が九州の感染者だというデータもあるようですが、それについてはなんとも私はわかりません。


夫の転勤が終わり、宮城に帰ってきました。この時37歳。『これからは、しょっちゅう実家に行って両親の顔を見れる』姉はそう言って喜んでいましたが、その頃には確実に病魔は忍び寄っていたのです。


慢性期は3~5年あると言われてますが、特徴として

  • 脾臓の腫れ(お腹の腫れ)
  • 肝腫大(お腹の腫れ)
  • 体重減少、食欲低下
  • 全身倦怠感
  • 微熱

などがあるそう。


ある日実家に顔を出した姉が、『疲れたから少し休ませてほしい』と珍しく、子供たちを母に預けて2階で寝ていたと母が言ってました。

凄く顔色が悪くて、疲れた感じだったと。


次に家に来た時には、いつもは おかずとかを作ってくれてたが、おかず作るのが大変だからと買ってきたと。

母が、やっぱり顔色おかしい。痩せた感じがすると。

ちゃんと食べてるのか?寝てないのか?と心配だったと。


実家までは車で40分くらいなのだが、実家に来るのも大変になり、渡したい物があるけど、疲れて行けないから、途中まで来て欲しい。となった。

母が、絶対おかしいと言っていた。


その頃私は離婚してダブルワークをしていて、休みは息子のサッカーのスポ少⚽の送迎で、殆ど家に居なくて、姉の変化に気がつく事が出来ませんでした。


その後…微熱が続くのと、ぶつけてないのに内出血が沢山あると姉が言っていて、皮膚科へ行く事になる。


医学的には、こういう事のようです。


がん化した異常な「白血病細胞」が現れて増殖すると、血液のバランスが崩れて、正常な赤血球や血小板も減るそうです。それによって免疫を担う白血球が減るため感染症にかかりやすくなり、発熱が続くことがあります。また、赤血球が減り酸素が運ばれにくくなるので、貧血による倦怠感、動悸や息切れを感じる人もいます。血小板が減ると、鼻血や歯肉からの出血が止まらなくなったり、ぶつけた記憶もないのに大きな青あざができていたりする場合もある。


移行期、急性転化期の特徴

  • 脾臓の腫れが増悪する
  • 感染症(白血球の減少で免疫力が低下する)
  • 貧血症状(赤血球の減少)
  • 鼻や歯肉から簡単に出血したり、アザができやすくなったりする(血小板の減少)
  • 骨痛(白血病細胞が骨の中で増殖するため)
  • 頭痛や吐き気(中枢神経への影響)

急性骨髄性白血病に似た症状になるそうです。


皮膚科に行ったあとの事は今度また書きますね!