今日は中山峠(北斗市~厚沢部間)でエゾノリュウキンカとオオバキスミレ、そしてその近くの匠の森公園では白いカタクリに会ってきました。
これらのお花たちは今日と明日に記事を分けて書いてゆきますのでどうぞお付き合いくださいね。
まずはクルマで中山峠へ向かいました。
もう2~3日前にこちらに来たかったんですが昨日と一昨日は仕事で来られませんでした。
咲き始めの美しさという観点から考えればなかなかタイミングが合いませんね。
さて、中山峠の緩やかな流れのある湿地ではエゾノリュウキンカ(蝦夷立金花)が咲いてました。
今週月曜日に様子を見に来た時は咲いてなかったのでまだいいかな~なんて呑気に構えてたのでびっくりです。
エゾノリュウキンカは北海道の緩やかな流れのある谷地もしくは湿地に自生し、花弁(花びら)に見えるものはすべて萼片です。
このエゾノリュウキンカというたいそうな名まえの由来は北海道に咲く花でも同じような湿地に咲く花にエンコウソウがありますが茎が這うようなエンコウソウと比べてリュウキンカは茎が立ち上がりながら黄金の花をつけるところからこの名があります。
それにしてもリュウキンカという音の響きにはどこか凄みがありますね。
こちらは水面のきらきらを背景に。
お色は黄色いものもあれば山吹色のようなものもありました。
こちらはもう少しで咲きそう~(=^・^=)
開きかけたつぼみの中に隠しているのは龍の金貨です。
こちらは葉の下に隠れるように咲いてました。
エゾノリュウキンカの咲く湿地をさらに奥へ歩いていくと今度はエゾノリュウキンカの姿が一切見えなくなり、代わりにオオバキスミレ(大葉黄菫)が姿を現しました。
エゾノリュウキンカは咲いてから何日か経つように感じますがこちらは咲き始めで咲いていたのはまだほんの4~5輪。
咲いたのはおそらく昨日か今日あたりでしょうか?
そんなオオバキスミレですがやわらかい陽射しを受けながら咲いてました。
やっぱりオオバキスミレって咲いたその姿は黄色い蝶のようにも見えますね。