【ブログ】横浜市戸塚区‐訪問看護・リハビリ・居宅介護支援の【愛ステーション】

【ブログ】横浜市戸塚区‐訪問看護・リハビリ・居宅介護支援の【愛ステーション】

愛訪問看護戸塚ステーションは、家族の皆様が不安を持つことなく、無理のない介護生活を送れるよう最大限にサポートします。
エリア:横浜市戸塚区・泉区・瀬谷区・旭区・保土ヶ谷区・大和市・藤沢市など、お気軽にお問い合わせください。TEL:045‐443‐7364

愛訪問看護戸塚ステーションでは看護師・理学療法士・作業療法士が在籍しています。看護師は土日・祝日・24時間連絡体制でサポート、理学療法士・作業療法士は祝日もサポートさせていただいております。
愛訪問看護戸塚ステーションは、軽症から重症まで・小児から大人まで・近隣から遠距離まで対応させていただきます。
また、ご家族が抱える毎日の介護についてのご相談にも応じて、ご家族の不安を取り除くためにサポートさせていただきます。
住み慣れた地域やご自宅で安心・快適な暮らし叶えるために、気軽に、安心して訪問サービスを活用して頂けるため、ご不明な点や、ご要望がございましたらお気軽にご相談ください。
https://yuukei.info/

暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は毎日、自転車で走り回っております。仕事を頑張っています。
私は、熱中症対策を取って仕事を頑張っています。
皆様も対策を取って、過ごして下さい

高齢者のための熱中症対策
◎暑いから エアコン つけてね!
・屋外で 2m以上 離れている時 (十分な距離)は、マスクは外しましょう
 激しい運動は避けましょう

  •  のどが渇いていなくても   こまめに水分補給をしましょう
  •  気温・湿度が高い時は特に注意しましょう マスク着用時は
  •  大量に汗をかいた時は 塩分も忘れずに 1日あたり 1.2L(㍑)を 目安に
  • 1時間ごとに   コップ1杯
  • 入浴前後や起床後もまず水分補給を 熱中症を防ぐために マスクをはずしましょう
  • のどが渇いていなくても こまめに水分補給をしましょう
    * ウイルス 感染対策は 忘れずに!

 高齢者は特に注意が必要です

1体内の水分が不足しがちです
    高齢者は若年者よりも体内の水分量が少ない上、
     体の老廃物を排出する際にたくさんの尿を必要とします。
 2  暑さに対する感覚機能が低下しています
    加齢により、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。
 3暑さに対する感3覚機能が低下しています
    高齢者は体に熱がたまりやすく、暑い時には若年者よりも
     循環器系への負担が大きくなります。

 以上の事に注意して この夏を乗り切りましょう。

                介護支援専門員   掛札昌子

 

こんにちは😊

いつも当ステーションのブログを読んで頂きありがとうございます。


今年もまた暑い夏がやってきますね。

既に気温上昇で過ごしにくいので皆様、体調管理には気を付けて下さいね。


体力が落ちない為には、しっかりとした食事は欠かせません。


日本人が大好きな🍙おにぎり🍙


明日、6月18日は【おにぎりの日】です。


1987年に弥生時代の遺跡、杉谷チャノバタケ遺跡から「日本最古のおにぎり」の塊「チマキ状炭化米塊」が出土して以来、旧鹿西町はおにぎりの里として親しまれてきました。毎年6月18日には町内でも、おにぎりに親しむイベントが行われています。


私が以前、鶴見で勤めていたNPO法人のヘルパーステーションでは、月1回「子供食堂」を開催していました。


何種類かの具の🍙おにぎりと、具沢山の豚汁。

地域のお爺ちゃん、お婆ちゃん、子供連れのご夫婦、たくさんの方々に来て頂き、皿も鍋も空っぽになりました。

「何の具にしようかなー」と嬉しそうな表情の子供達、ほっぺにご飯粒を付けて頬張っている姿が可愛らしいです。


世の中には1日に1食すら満足に食べられない子供達がたくさんいます。


普通に食べれることの幸せ、本当に感謝しなくてはいけません。

戦争のない平和な世の中で、今年達がお腹いっぱい食べれますよーに😌


介護支援専門員   佐々木

なかなか乾かない洗濯物、湿度が高くジメッとした室内……ガーン。「梅雨」になると部屋だけでなく心までジメジメとした気持ちになりがちという人も多いのではないでしょうか?今年の梅雨入りは平年よりやや遅く雨、関東甲信地方では6月中旬と予想されており、梅雨明けは平年並みになるそうです。

 

「梅雨時期」の体調不良の原因と対策法のご紹介笑い

 

梅雨の時期は、気圧が低いことが多く、自律神経が乱れ副交感神経が優位となりやすく、身体がリラックスモードになりだるさ・眠気を感じますzzz

また、活動量が普段より減るため血の巡りが悪くなり、肩こり・冷えなどの症状も起こります。

雷梅雨時期の体調不良症状チェックびっくりマーク

・身体がむくむ
・身体が重い
・頭が重い・痛い
・めまいがする
・食欲がない
・軟便や下痢気味
・関節が動かしにくい・痛い
これらの症状がある方は、湿気に弱く、湿気が原因で身体に余分な水分が溜まり、体調不良を起こしやすい「湿気体質」かもしれません。

うずまき梅雨時期に体調を崩しやすい理由とははてなマーク

・気圧の変化が激しい
梅雨時期に限らず、ストレスがかかると自律神経が働きます。自律神経には、身体を活動させる「交感神経」とリラックス状態になる「副交感神経」があります。この2つの神経がバランスを取り、いろいろな器官を働かせてくれます。気圧変動や寒暖差に抵抗するため、交感神経が働きます。しかし、交感神経の優位な状態が続いてしまうため、緊張状態が持続しエネルギー消費が増大し、疲労やだるさの症状が出ます。


・湿気が高くなる
梅雨の時期は湿度が非常に高くなります。湿度が高くなると、身体から水分や汗や尿をうまく排出しにくくなります。また、体内に余分な水分や老廃物が溜まり、むくみやだるさ、頭痛、肩こりなどが出ます。


・睡眠不足
梅雨の時期は気温や気圧の変化により、交感神経が優位になります。副交感神経が優位になりにくく、リラックス状態になりづらくなり、睡眠不足に陥りやすくなります。睡眠が浅いと、疲れが取れなくなり、イライラや集中力の低下にもつながります。

うずまき梅雨時期の体調不良の対策法とははてなマーク

【自律神経のバランスを整える】
・朝起きたらカーテンを開けて光を浴びる
・雨や曇りでもカーテンを開けて、部屋を明るくする
・きちんと朝食をとる
・ウォーキング・ジョギング・ストレッチなど軽めの運動をする
・お風呂では、ぬるめのお湯につかり心身をリラックスする
・しっかり睡眠をとる


【こまめに体温調節をする】
・気温の変化とともに・会社や電車などの冷房で寒さを感じることがあります。薄手のカーディガンやストールを携帯し、冷えを感じたら羽織る。就寝時もタオルケットを用意し、寒さを感じたら掛けるようにする。


【栄養バランスのいい食事】
梅雨時期になると、食品が傷みやすい時期でもあるのでなるべく火を通して温めて食べるようにする。
疲れをためないために、魚・鶏肉・もも肉・大豆・乳製品などからタンパク質、活動のエネルギーとなる炭水化物や調子を整えるビタミン・ミネラルもバランスよく、充分にとるようにする。
暑さで体力を消耗し内臓も弱りがちなので、消化吸収力に優れた魚を中心に、タンパク質を選ぶようにする。
タンパク質不足になると、免疫力の低下にもつながり梅雨のだるさからの夏バテに入るので注意する。

 

今年の夏は去年よりもさらに暑いと予想されておりますが、まずは嫌な梅雨を乗り切り、夏を迎える身体を作っていきたいと思いますグー

 

                    愛ケアステーション戸塚飛び出すハート

              熊しっぽ熊からだ熊からだ熊からだ 主任介護支援専門員 佐藤 熊からだ熊からだ熊からだ熊あたま

はじめまして。

今年の4月に入職しました作業療法士の小林と申します。

これまでは病院での勤務だった為、初めての訪問リハビリで至らない点も多いかと思いますが、日々勉強しながら頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

 

 

さて、作業療法士という職種はリハビリの中で何か物を使ったり、作ったりすることが多い職種です。病院で勤務していた時代にはティッシュボックスやくす玉、ミサンガなど数多くのものを作り、様々な物品を使いながら手の細かい練習などを行ってきました。

 

 

その名残から、私は買い物の際に100円ショップがあるとつい「なにかリハビリに使えそうなものはないかな」と立ち寄ってしまうのですが、ここ数年のコロナによるおうち時間の長さや筋トレブームの影響でリハビリに使えそうな商品がかなり増えてきました。

 

私の経験上ですが作業療法士は100円ショップに行くと同じように使えそうなものがないか探してしまう職種のように思います。

 

今日はその中から2つの商品を紹介したいと思います。

 

一つ目はこの商品

これはここ数年流行っている筋膜ローラーです。

ここでの名称は「ボディーローラー」となっています。

使い方としてはふくらはぎやお尻の下に置き

体重をかけながらコロコロと転がし筋肉をほぐす物です。

本来3000円くらいする物なのでお試しで買ってみるのも良いのではないでしょうか?

こちらでは税抜き500円で販売されています。

 

 

2つ目はこの商品

これは「トレーニングチューブ」という商品です。リハビリの業界では「セラバンド」という商品名で知られています。

 

使用方法としては下の写真のようになっています。

基本的には強く引っ張り筋肉を鍛えたり、関節を伸ばす目的で使います。

セラバンドだと定価で1500円から2000円する商品なので、まずはお試しで100円ショップのを買ってみて強度が足りなかったりした場合にはセラバンドを買ってみてもいいのではないでしょうか?

トレーニングチューブやセラバンドは色によって強さが変わりますのでご注意ください。

 

他にもたくさんの商品が100円ショップにはありますので、ご興味ある方はぜひ一度見てみてください

 

 

 

 

作業療法士 小林

ブログをご覧いただきありがとうございます。

今年の1月に入職しました、言語聴覚士の山本です。

まだまだ不慣れなことも多いですが、頑張っていきます!


さて、近年は気温が急激に上昇することが多く、また乱高下もしやすくなっています。

そんな時に体に熱がこもってしまうと熱中症になりやすいため、ご注意いただければと思います。


熱中症の予防としては大きく4つのポイントが挙げられます!

①日傘や帽子を使用して直射日光を避ける

②こまめな休憩を挟み体に負担をかけない

③水分だけでなく塩飴やスポーツドリンクなどで塩分も一緒に補給する

④濡らしたタオルや冷却シートなどで体を冷やす

いまいちど気にしてみてくださいニコニコ


暑さに負けず、夏を乗り越えていきましょう!


愛訪問看護戸塚ステーション 言語聴覚士 山本

いよいよ大型連休がはじまりますね。

コロナが明けて国内はもちろん海外へ旅行に行かれる方も多いと思います。

人が多く集まるところではまだまだ感染対策も忘れずに行って頂きたいですね。

会社全体でのカンファレンスでも感染対策についての勉強会があります。

院内感染の伝播という動画を観た時はよく見かける場面でこんなにも伝播してしまうのかとゾッとしました。院内だけではなく、日常の場面でも咳をした時に口を抑えた手で色んなところに触れているということもあります。それを知らずに同じところを触れているという事があると思います。

感染対策として、まずはなんと言っても手指衛生ですね。

外出から帰ってきた時や食事の前はしっかりと行いたいですね。

以下に正しい手洗い方法をおさらいしたいと思います。



手洗いうがいをしっかりして、ウイルスに感染することなく、楽しい連休になることを願っております。

理学療法士 谷口

いつも本社のブログを朗読頂きありがとうございます。

今回ブログを更新するのは、入社してから気づけば2年3ヶ月も経過したPT渡邉です。

いつも沢山の職員・他事業所のスタッフ・利用者様及び家族に支えられ、毎日楽しく仕事が出来ていますキラキラ

 

 

理学療法士として働いてから、患者様・利用者様に教える事があれば教わることも沢山有ります。今回はとある利用者様から教わった事を共有させて頂きます(利用者様より承諾も得ていますm(_ _)m)。

 

 

昔から旅行が大好きな利用者様。しかし、ある時難病を患ってしまい今は車椅子生活。難病と向き合いながらも旅行は続けて楽しく暮らしたい!と、今もご夫婦で全国各地へ旅行をしていますキラキラ

 

ある訪問の日、羽田空港から飛行機で旅行する事に決めたと。私の頭の中は「飛行機の搭乗の際はタラップ車を使うだろうから、階段昇降の練習が必要かな?」と旅行の移動手段も想定して、階段昇降のリハビリに励んで頂きました。

 

いざ、旅行当日。何と階段昇降は必要無かった!?詳しく伺うと、エレベーター付きのタラップ車が来て、車椅子のまま昇降、そのままバスに乗り移動したとのこと。

 

参考)

 

 

 

車椅子生活となった為に旅行を諦めてしまっている方、旅行の支援は出来ないんじゃないかと悩んでいるセラピストの方々、時代は変わりここまで便利な物が出来ています!!

私は感動しました...。

 

 

 

車椅子生活となっても気兼ねなく外出できる様な設備が増え、どんな方でも楽しく暮らせる日本になって欲しいと期待します照れ

そして私は、利用者様に教え・教わり更に豊富の知識をつけ、より良い生活の支援が出来るよう日々奮闘していきます炎

 

 

 

愛訪問看護戸塚ステーション  理学療法士  渡邉

いつも当社ブログを読んで頂きありがとうございます。

前回のブログ書いてから、私生活を含めて色々な出来事があり、少しだけ自分のお話と学んできたことをお伝えできればと思います。

 

 

一昨年に第2子誕生。会社の皆様のご協力頂けた事もあり、4ヶ月育休を取得。

子供の成長を夫婦でしっかりと見る事が出来て今後の人生にとって大切で貴重な経験でした。

その子も既に保育園に通っており、毎日とても忙しないですが賑やかに過ごしております。

 

子供が増えたことでより一層、仕事に邁進する中で、今後も理学療法士として末長く働いていけるのか考えるようになりました。

訪問看護で得た知識・経験を生かして自分自身のスキルアップに繋がる方法は無いか考えた際に、職場で共に働くケアマネージャーの仕事に興味が湧いてきました。

 

恥ずかしながら訪問看護の仕事を何年かしていましたが、きちんとケアマネージャーの仕事を調べた事が無く改めて調べてみると、合格率10〜20%の厳しい中を合格している方々と判明。

正直、受かればラッキーの気持ちと、勉強した内容は今後の仕事の糧になると思い、受験をしようと決めました。

育休中や仕事の合間時間の中、できる限り勉強をして試験に臨みました。

試験当日は問題内容がとても難しく、試験時間1秒も無駄にする事なく時間ぴったりで全ての問題に解答しました。

その結果、合格点ギリギリでなんとか合格する事が出来ました。

 

現在は、資格取得のための実務研修を行なっています。

 

 

実務研修の中で学んだ内容で個人的に印象的だったものを紹介させて頂きます。

 

ケアマネジャー(介護支援専門員)は相談援助を生業として、利用者本位、利用者の選択の尊重、自立支援を促す専門職です。

相談援助の技法として、以下の方法があります。

 

  1. アイコンタクトを活用する 
  2. うなずく         
  3. 相づちを打つ       
  4. 沈黙を活用する
  5. 開かれた質問をする
  6. 閉じられた質問をする
  7. 繰り返す
  8. 言い換える(関心)
  9. 言い換える(展開)
  10. 言い換える(気づき)
  11. 要約する
  12. 矛盾を指摘する
  13. 解釈する
  14. 話題を修正する

出典:岩間伸之「対人援助のための相談面接技術ー逐語で学ぶ21の技法」中央法規出版、2008年

 

 

相手の発言を「促し」、「方向づけ」、自分のおかれた状況や問題点に「気づき」をもたらせるように進めていく事が求められます。

いくら言葉で取り繕っても、こちらの感情や姿勢が表情や態度に表れてしまうと良好な関係は築けない事もあります。

相手に対して「真剣に聴いている」「一緒に考えたい」というこちらの姿勢を、非言語コミニュケーション等で示す事が重要です。

 

私自身、傾聴の姿勢や取り繕うのは苦手では無かったのですが、相談事に対して聞くだけで終わってしまう事が多く、真摯に相談に乗ってあげられているのか不安に思う事もありました。

技法を意識し相談援助する事で、今後のリハビリ業務にも活かせれば良いなと感じました。

皆様も相談や話を聞く際の参考して頂けたら幸いです。

 

長文になりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

理学療法士 佐藤翔太

一月より戸塚事務所に移動した作業療法士の松田です。宜しくお願い致します。

以前勤めていた病院で勤務して行く中で、仕事のやりがいを失いかけていた事がありました。ようやく仕事に慣れ初めたと思った5年目辺りで病棟の部門責任者の様なポジションになり、日々の業務をこなすのが精一杯な日が続きました。ある日、退院した患者様が定期的な診察に来られていてお会いした際に「家に帰ると大変だよ。お風呂とかもやっぱりイメージと違ったりするしね」などお言葉を聞くと、あの時もっとこうしていれば、病院だとあんなに出来てた方だったのに、と経験年数を重ねるに連れ病院と在宅でのギャップをかなり感じる事が増えていきました。そんな中、普段の臨床に加え、新人指導、学生指導、書類業務、会議など多くの仕事をこなす日々の中でタイトルの様なこの仕事のやりがいってなんだろう?日々の業務をこなす事ばかりだなぁと思う事がますます増えていきました。

患者様は良くなったよ、ありがとう。と言い退院して行きますが、退院したその後の生活が気になる様になりました。直接家にお邪魔してリハビリが出来ればより患者様に寄り添ったリハビリが出来るんじゃないか?など考える様になりました。

そんな中、先輩の紹介でゆうけいに入社する事が決まり、現在に至ります。

色々なご自宅にお邪魔させて頂く中で、実際のご自宅のお手洗いで練習をしたり、ご自宅周辺を散歩させて頂きながら、「妻と散歩してたと思ったら、子供と散歩する様になって、孫と散歩する様になって、また妻と先生とお散歩する様になって嬉しいですね」などとても素敵なお言葉を頂けたりと最近凄くこの仕事のやりがいを改めて感じております。皆様に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これから先も利用者様の皆様に寄り添ったリハビリを提供出来る様日々精進して参ります。

温かい日が続いたと思ったら寒い日が続いたり、春先の天候は不安定で体調不良になる方が多い印象です。

昨年から、業務の傍ら鍼灸あん摩の夜間学校に通っております。

今回は、春先におすすめのツボと豆知識を紹介出来たらと思います。

 

○豆知識

五行説とは、地球にあるあらゆるものは「木」・「火」・「土」・「金」・「水」の5つの要素から成り立っているという考え方です。その中で「春」に該当するのが「五時」という考え方の中の「木」に当たります。この思想の面白いところとして、五行がそれぞれ縦にリンクしているところです。

 

※分かりにくいので一部を書いてみます。

 五行→ 木・火・土 ・金・水

 五時→ 春・夏・長夏・秋・冬

 五臓→ 肝・心・脾 ・肺・腎

 五情→ 怒・喜・思 ・憂・恐 などなど

 

「木」に該当するのが「春」であり「肝」臓となります。「春」は「肝」と関連があることになります。

「肝」の機能は大きく2つあり、疏泄作用と蔵血機能です。

疏泄とは、身体の中の気の流れを調節する作用です。気の流れを調整することで、脾胃の作用、各機能や情志の調節もしてくれます。

蔵血とは、血を貯めたり血液を調節したりする作用です。貯めている血をどこにどのくらい送ったら良いのかを考えています。

これらの作用がうまくいかなくなると、怒り易くイライラしたり、小さな心配をしたり、抑うつ的になったりなど、気持ちの乱れが現れます。気の流れとともに感情も滞ると、ストレスとなり免疫力を低下させます。

 

○春先におすすめのツボ

・太衝(たいしょう)→ 足の母指(第1指)と隣の指(第2指)の間を、指先から擦り上げていくと骨に当たるところにとる

肝経のツボ 交感神経を落ち着かせてストレスの軽減を図るツボ

 

・足三里(あしさんり)→ 膝のお皿から指4本分下にとり、脛(すね)の外側にとる

胃経のツボ ストレスに弱い胃脾の働きを助け疲れやむくみの解消を図るツボ

松尾芭蕉もお灸をしたことで有名です

 

ざっくりとした内容ですが、如何だったでしょうか。

鍼灸は中医学が基になっているため、西洋医学とは異なった考え方と思われます。

思想の要素が強いため西洋医学のようなエビデンスは少ないですが、近年では科学的にも立証されている部分も増えています。また急性症状に比べて慢性症状の方が有効なものも多いため、受病されて長期化している利用者さまの変化に寄与できる可能性を秘めています。言語聴覚士として訪問看護ステーションに在籍しておりますが、マルチに活動できるように今後も精進して皆さまに還元していきたいと思います。

 

言語聴覚士 楠