穏やかではないオギヤカ | お試しブログ

穏やかではないオギヤカ

鎌倉時代、

裏ではゲーム北条政子が政治を行なっていました

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しばらくすると、室町時代には八代足利義政の正室、日野富子が裏でコントロールしましたゲーム土木工事など行われて、豪華絢爛となりましたが、庶民の生活は苦しくなり、それも手伝い応仁の乱が起きました。


ちょうどその頃、

海の向こう側でも波似たような烈女の出来事がありました。

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琉球には、宇喜也嘉(おぎやか)という王妃がいました。


おぎやかは、第2尚氏の一代目尚円王の側室(妻)で、三代目尚真王の母親です。

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第二尚氏の歴代王を、よくみてみると目二代目尚宣威王(しょうせんい)と三代目尚真王(しょうしん)の即位が同じ年になっていました。


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新王が即位する時は「きみてずりのかみ」=「君手摩の神」が現れるきまりがありました。


尚円王が亡くなる時、嫡子(ちゃくし)の尚真が11歳だったので、尚円王の弟→尚宣威を後継者として、重臣たちに推されて、尚宣威は王位に就きました。


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6カ月後、首里城正殿広場で、退位大典の儀が行われました。


晴れ昇る朝日を背にした尚宣威王が礼装に身を包み王冠1数百人の重臣を前にして王冠2玉座に着席しています


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('-^*)/尚宣威王は新国王として虹満面の笑みで王冠2式典の進行を眺めていました



チューリップ黄  チューリップ赤  チューリップ紫  チューリップオレンジ



儀式はクライマックスを迎える所、

白衣をまとった数十名の神女(ノロ)が現れると長音記号2君手摩の神に扮装した祝女(ノロ)が尚宣威王に背を向け?西の海に向かって「王位を継ぐべきは台風尚真である」と神託を歌いました雷


雷  雷  雷


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琉球王国の歴史―大貿易時代から首里城明け渡しまで/月刊沖縄社


(+_+)尚宣威王は大衆の面前でジェットコースター予想もしない結果に衝撃を受けてジェットコースター玉座から滑り落ちましたジェットコースター

力を振り絞り、ようやく立ち上がった尚宣威王は、側に控える、12歳になった甥の尚真の手を取り、今まで自分が座っていた玉座へと導きました。


この事件の黒幕は「おぎやか」で、神女たちと入念な打ち合わせを行っていたようです。


国王として否定された尚宣威王は越来間切り(現在の沖縄市)に隠棲し、半年後にこの世を去りました。


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3代目尚真王の時代は、足利義政の時代とそっくりで、女性の地位が高まり、豪華絢爛な装飾、多くの土木工事が行われました。その中ひとつ、玉陵(たまうどぅん)という墓陵をつくりました。


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↑玉陵(たまうどぅん)


おぎやかは、玉陵の中庭に、呪いの碑を建立しますオバケ


その碑文には「末代まで、自分の血を引いた者だけが国王になり、その者たちだけが玉陵に入る事を許される。もし、この命に背く者あらば、天をあおぎ、地に伏して祟りあるべし」という呪文とも言うべき掟が刻まれました。


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琉球歴史の謎とロマン〈その2〉人物ものがたり (琉球歴史入門シリーズ)/亀島 靖


↑その石碑は戦車戦火をもまぬがれてカルシファー現在も玉陵の中庭に建立当時のまま残っていて、石碑とともに宇喜也嘉(おぎやか)の執念は現在まで、引き継がれているようです。


4代尚清、5代尚元、6代尚永王まで宇喜也嘉の血を引きましたが、6代尚永王に世継の子ができなかったので、甥でもあり、婿でもあった尚寧(しょうねい)が王位を継承することになりました。


7代目尚寧王は、宇喜也嘉(おぎやか)の血を引いておらず、玉陵(たまうどぅん)に葬られる事さえ禁じられた2代目尚宣威王の子孫でした。


1609年、尚寧王の時代、薩摩藩の支配下におかれ、琉球王の実効支配は終わりました。


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琉球王国の歴史―大貿易時代から首里城明け渡しまで/月刊沖縄社 


薩摩藩に拘留された尚寧王は2か年後に戻ってくると


「島津の侵入を招いたのは、すべて私の徳のなさによるものであり、玉陵に入る資格はない。私の柩は故郷の浦添ゆうどれに葬るように」という遺言を残していましたメモ

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↑浦添ゆうどれ


浦添ゆうどれ(よおどれ)は、世を穏やかという英祖王の墓陵の隣に尚寧王のみ葬られています。


もしかすると、その出来事がなくても、実際の尚寧王は、尚宣威王の血を引く家系なので、国王即位後、玉陵碑文の呪文の重さに恐れをなし、玉陵に入る事を強く拒んでいたという説もあるようです。


烈女とは、気性の烈しい女性となっていました。


なにがあったのかは?カゼ大衆の面前では穏やかにはなれなかったと思います。


浦添ゆうどれ(よおどれ)と、


星空流れ星あの世では三日月穏やかにゆうどれ下さい夜の街