なんやかんやで何処にも行けない日々が続きます。

先日は旅支度としてトップケースを取り付けましたが、昨年のGWに四国徳島へ墓参りに行った際、真夜中の高速道路(特に中国道)の暗さには少々焦りました。

 

なので旅支度2として夜間走行での安全性確保として補助灯を模索中です。

ヘッドライトを変更せずに行う選択肢としては、

1、LED フォグランプ

2、ハロゲン フォグランプ

3、LED フォグ+スポットorドライビング+スポットの4灯

4、ハロゲン フォグ+スポットorドライビング+スポットの4灯

 

せっかく600Wキットを組んであるので、ハロゲンを選択するのも良いかな?と思うのですが、

近年はLEDが主流らしくなかなか良い出物がありません。

まぁどんなランプを付けるにせよ、取付けステーは考えねばなりません。

 

以前【なんちゃってドライビング¥1700-】を取り付けた際はアッパーカウルとアンダーカウルの繋ぎ目(スタビライザー的な部分)に付けて見ましたが、フロントフォークが影になってダメダメでした。(苦笑

 

今回はエンジンガードに取付けて見ようと思いヤフオクにて物色

パイプ径φ25~31対応との事でポチリっ!

 

届いてびっり!笑いが止まりません!!

割クランプはM5のキャップスクリュー2本で締め付けるのですが、付属のM5スクリューの長さはなんと! L=10㎜しかありません。

 

それでもなんとか取りつくかな?と思い作業に入ります。

割ゴムスペーサーを間に入れてブラケットで挟もうとすると、ゴムの弾力でクランプ間が6㎜程度開きます。結構な力技で隙間を狭めようとしても5㎜以下になりません。

当然、付属の10㎜長のスクリューは届きませんから、仕方なくL=15㎜を用意します。

 

今度はなんとかメネジにスクリューは届きましたが、4㎜程メネジにスクリューを捻じ込めたところで底突きです(汗

 

何故付属のスクリューがL=10㎜なのか解りました!

そうです!メネジの深さが4㎜しか無いのです・・・

一旦取り外し、エンドタップでメネジをさらっても、5㎜!!

下穴が5㎜しかないと言う事です。(しかもメネジは斜めに切られてます。涙)

(ちなみにメネジの有効長さは鉄でネジ径×1.0、アルミでネジ径×1.5~2.0は最低必要です。)

 

L=10㎜ではどうやっても届かず、L=15は届けば締めきれず・・・

 

結果として

自分で下穴をL=20㎜掘り下げて、M5タップを切り直しました。

 

既に斜めに切られている事が判明している事から、バイスに固定してボール盤を使用する事は出来ません。

 仕方なく

1、外径φ4.0㎜内径φ2㎜、L=30㎜のステンレスパイプを用意

2.M5の下穴はφ4.1~4.3㎜位の筈ですから、既に切られたM5のメネジに挿入。

3.挿入したパイプにハンドドリルでφ2㎜の下穴をL=20㎜加工。

4.次にパイプを抜いて、φ2㎜の下穴をガイドにφ4.2㎜キリで下穴を拡大。

5.M5のタップで切り直し・・・

 

おかげで、ブラケットのメネジは貫通穴に(笑 まぁ当然ですね!肉厚無いので)

今度はL=20㎜のM5スクリューを用意し直したので、クランプは合わせただけでスクリューが届くので楽々組み付けられました。

 

そう言えば、昔機械加工に携わっていた頃、若い設計さんが【スプリングワッシャーの締め代考慮せずに止め穴加工(しかも下穴長さとネジ長さが同じw)を図面に指定してたなぁ~

 と懐かしむ私でした。

 

追記:写真ではアルマイト処理に見えますが、実物は塗装でした。

   :クランプを最後まで締めても、あまり重い物は無理だと思います

    (ちょいと力掛けると動きます。(汗) 振れ止めステーで引っ張らないとダメかもです。