先日挙げたネタを今日使ってみました。 製作に協力してくれた友人に感謝っ!!
はいっ!この様にスィングアームと治具を組みます。
あっ後のタイヤが被ってちょっとダメ。写真は上手に撮りましょう(汗
さてっ!ナットを交互にチョットずつ絞め込んでいきます。
すると内蔵されているスプリングが縮むので、Cリングを外します。
さすれば!
なんと3本!www
全部ダメダメでスィングアームごと交換した物を今回分解です。
何故に3本もスィングアームを交換したか?
中古車両購入から中古パーツばかりで、なんとかごまかし整備をしてきたからです。
走行中にアクセルを戻し、再度開けた瞬間に【コツン?】ととても小さな振動を感じるのです。
酷い時は発進時にクラッチを繋いだ瞬間に【コリコリコリコリ・・・】半クラが終われば振動は消えます。
最初はキャブか? 同調か?点火時期か?と色々悩みましたが、全てこのシャフト達が原因でありました。
UP!!
一番下のシャフトは中古車両を購入当時に付いていた物です。
思い返せば
購入直後のスィングアームからオイルを抜くと、50ccも無かった30cc程?それも真っ赤に錆びたオイル(大汗
これはカルダンのベアリングが死に、シャフトのスプラインもガタガタの錆々でした。
一番上のシャフトは某掲示板でも質問しましたが、結論に至らず自己解決した時に交換したヤフオク購入の中古スィングアームから抜いたシャフトです。
これが結果としては一番調子が良かった。すなわち一番【コリコリ音】が小さかった。
足首?踝にすこーし感じる程度でした。
こやつはカルダンのベアリングが少し渋くなっていました。
真ん中のシャフトはヤフオクで購入した中古スィングアームから取り出したシャフトですが、
これは車両購入後、ミッション内のスプリングが折れて、3速固定になってしまった直後のシャフトになります。
それぞれのシャフトにはダンパー用のスプリングが組み込まれていますが、真ん中のシャフトのスプリングをよーく見て下さい。
もっとよーーーーーーーーく見て下さい!!
折れてます・・・
バラして並べて見ます。
ダンパーの当りも強いを通り越して片減りしてます。
綺麗なRでなければダメなんですが、なんか削ぎ落としたみたいになってます。
スィングアーム(含むドライブシャフト)を都合3本交換してきましたが、今までは治具が無かったのでカルダンベアリングの動き位しか目視確認できませんでしたが、治具が出来たおかげで全て分解し、内部パーツの損傷や当り具合まで確認出来た事は嬉しいですね。
某掲示板にて質問した後に、自分で構造を考え、友人に溶接を依頼した結果完成した治具ですが、コイツ!いい仕事しまっせーっ!!
友人に手伝って貰って得た結果ですが、それを偉そうにまとめます。
シャフトが浸かるスィングアームのオイル管理は非常に重要です。
1.良いオイルを使いましょう。オイルレベルは常に確認しましょう。
2.シャフトブーツから水が入るなんてナンセンスです。
3.ブーツが破れるとオイルも減るんです。
4、急激なクラッチミートは止めましょう。
(クラッチの張り付き時・変速不可能時のエンスト防止の為の高回転半クラッチ等)
5.コリコリ、コトコト音がしたら(感じたら)、中古スィングアーム交換で対応しても同じ事。
ドライブシャフトを交換しましょうwww
手伝ってくれた友人(○○君)
本当に!本当にありがとうっ!!