シュノンソー城の歴史が昼ドラになったら視聴率高そう(; ・`д・´)女性同士の愛憎劇!!! | 片岡優香オフィシャルブログ        『チーズ臭い女と呼ばないで』     Powered by Ameba

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シュノンソー城は、シェール川をまたぐその外観が美しいととても高く評価されていて
(後ほどお写真入れます(=゚ω゚)ノ)
 
 
ヴェルサイユ宮殿に続き、フランスで最も観光客が訪れるお城なのです。
 
 
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その外観の美しさも人気の理由ですが、このシュノンソー城の歴史を知ると、、
 
 
人間の生々しい、、あまりに激しい愛憎劇に、皆が驚き話題になることは言うまでもありません。
 
 
16世紀の創建以来19世紀まで、代々の城主が女性だったことから(6人)貴婦人たちの城とも呼ばれいたこちらは
 
 
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国王アンリ2世が溺愛した愛人ディアーヌドポワティエのために心をこめて贈ったお城なのです

 
 
ディアーヌに、なんと公爵夫人の地位を与えてしまうわけです。
 
 
公然愛人とでも申しましょうか、、フランスはカトリック教なのにこれが許されてしまうという。。なんとも複雑な心境になりますな。。
 

 

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しかし正妻はカトリーヌドメディシス こちらは政略結婚でした。
 
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カトリーヌドメディシス(これは、フランス流呼び名でもとはカトリーヌドメディチ。イタリアの大富豪メディチ家のご令嬢です)
 
 
とても貫禄がありますね。。。。
 
 

黒魔術が好きで、怪しげなアクセサリーをいつも身につけていたと言います。
あの、ノストラダムスのお気に入りだったとも言われているみたい。



 
 
アンリ二世の愛人ディアーヌドポアティエと正妻カトリーヌドメディシスの戦いは知れば知るほどに、、昼ドラ以上にドロドロしていました。
 


 
一方ディアーヌドポワティエの方は、類稀なる美貌と知恵を兼ね備えた絶世の美女だったといわれています。
 
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アンリ二世の父親の代からの愛人ということにも驚きまくりますが、、そう、、
 
 
アンリ二世からするとお年が20も上なのです。
 
 
しかし外見からは一切それを感じさせないディアーヌの美貌は衰えることを知らなかった秘密がありました。
 
 
1日のスケジュールはそれはそれは真似できない努力のたまもので
 
 
朝からシュノンソーのほとりで水浴びをし3時間の乗馬と何だったかな??w
 
 
そしてこれが重要秘密の薬です。金のエリクサー  (゚Д゚;)ナンヤ!?
 
 
塩化金を何やらに溶かした黄金の液体!そして蜘蛛の巣やカエルの卵、、さらにはミミズやサソリまで。。。。。。。そのようなものを毎日欠かさず飲んでいたらそれこそ危険なような。。という思いも的中 
 
ディアーヌはその後この究極の美容薬により中毒死してしまうのです。。
 
 
 
アンリ2世が亡くなられたあとは、カトリーヌの逆襲が始まります。
 

ディアーヌからシュノンソー城を取り上げ、ディアーヌのために作られた庭園のとなりにカトリーヌも庭園を作ります。
 
 
こちらは正妻カトリーヌのお庭
 
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こちらは愛人 ディアーヌのお庭 正妻のお庭の2倍以上あります
 
 
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宝石なども、アンリ二世が与えたものは全て返上させました。そして追放。
 

このバトルは、何十年にも渡ったそうです。
 

政治の実権を握ったカトリーヌは歴史に名を残すほどのとても残虐な事件を残しています。
 
 
聖バルテルミーの大虐殺。世にも恐ろしい世紀最大の残虐事件。
 
 
 
去年パリを訪れた時にセーヌ川にいくつもの鍵がかかっていた、その理由はここにもあるのかもしれません。
 

 

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こんなにも美しいお花が活けてあるこのお城でそんなバトルが起こっていたなんて、、、
 
 
シュノンソー城見学1時間くらいの私は知る由もありませんでした。
 
 
 
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こちらのお城は国が保有しているわけではなく個人のものでプライベートシャートーだとか!なんじゃあそりゃあーーー
 
 
以前はチョコレート王!現在はネスレの大株主、ムニエ家がお城の所有者になっているそうです
 
 
でもこのお花の生け方はとても愛情が注がれていると思いませんか?淡い色合いで愛らしい、そんな素敵な空間でした。
 
 
 

ものすごーく暗くなる前に、歴史を知る前ののんきな私のノー天気写真を、、、載せる前に
 
 

お昼ご飯はシェールチーズ!!

 

 

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なぜならば!ここからが私の最大の目的山羊乳さんチーズいらっしゃいのコーナーに突入します!!!(*´ω`*)

 

 

お次は次回で!!!!いろいろな歴史を知ると、たまげることがたくさんありますね

 

 

 

歴史を知るということは、過去の過ちを防ぐという意味もあると思います。

 

 

 

美術館で私は、どうしてこのような過去の残虐な事件ばかりを絵にするのだろう?と不思議に思っていたところもありますが

 

 

 

後世に伝えるために書いたんだということが今になりよくわかります。

 

 

 

歴史を学ぶことは今を考えることでもあるのですね。

 

 

 

続く