*少し長文なのでお忙しい方はパスしてくださいね。
先日の地元新聞の読書投稿欄の記事を読んで、
・・・・う~~~~ん・・・・・と思った。
女性読者限定のエッセイのコーナー。
80代の元教員の方が「教え子の死」について書いていた。
亡くなった教え子の家庭環境、高校進学、就職、結婚、そして病のことなどを
詳しく具体的に書いていた。元教員は
「自分よりも20歳も若い教え子を亡くした悲しみを綴りたかったのだ」と思う。
でも、意地悪に解釈すると
「自分は良い担任だったとアピールしているよう」にも感じる。
教え子の名前はイニシャルだけど、地元の人が読んだらすぐにばれそう。。。。
教え子さんの親族がこの文面を読んだらどう思うのだろう?
人には知られたくないプライバシーを書かれて不快にはならないだろうか?
そして、亡くなった教え子さんが読んだらどう思うだろう?
仮に不快に思ったとしても反論するすべもなく・・・。
悲しみの深さは理解できるけど、向き合い方と言うか、書き方と言うか。
大勢の人の目にさらされる新聞なのに。
そんなことを思いながら、このエッセイを読んだ。
恩師なら何を書いても許されるの?
同じ疑問を感じたことがあった。
春馬くんの死後に、春馬くんのボイストレーナーの斉藤かおるさんが出版した
「春馬くんとの”未来の雑談”~三浦春馬の勉強ノート~」と言う本。
私は読んでないし、これからも読むつもりもないけど。
どんな内容であれ、春馬くんの許可もなく
春馬くんのプライバシーを公にする権利はないと思っているし。
彼女は何のためにこの本を出版したのだろう?
春馬くんファンのため?それとも本が売れて印税が沢山入るから?
元教師の方と春馬くんのボイストレーナーの先生。
恩師だからと言って、
亡くなった人のプライバシーを書く権利はあるのかな?
追記:過去に幼なじみのNちゃんが亡くなった(30代で)悲しみを、新聞のこの欄に
投稿したことが。悲しみが深すぎて文章がまとまらなくて、すぐには書け
なくて。3年後にやっと投稿。すぐに掲載されました。すると、それを
読んだNちゃんのお兄さんからお礼の手紙が。Nちゃんの義理のお母さん
からお礼の電話が。拙い文章なのに恐縮してしまいました。。Nちゃんの
プライバシーには触れず自分の悲しい思いや、Nちゃんが向かっている
だろうと思われる世界を思い浮かべた内容の文章。「Nちゃんが読んでも
不快にはならないだろう」と勝手に思っているけど。。。笑!