わたしたちにとって健康は永遠のテーマだ。

 

過去のことはわからないとしても 今ほど健康産業が 盛んに

なっている時代は無いのではないだろうか。ある意味 これ

は喜ばしいことなのかもしれない。

 

というのは 日々生きるか死ぬかの状態の時には、トレーニ

ングジムとか 健康を補助する食品 とか言っていられない

はずだから。

 

かくいう私も長年 健康産業 の恩恵にあずかってきた一人だ。

 

身体に何の不具合も感じなければ 医者には行かなかっただ

ろうし医者から処方される薬も飲まないで済んでいただろう。

 

そして 健康を補助する食品 を取り入れることもなかった

かもしれない。

 

 

けれどある年齢に達したころ体調不良になり 内科を受診し

た。そしてそれをきっかけに医者通いが始まった。だから 

通院歴はとても長いことになる。

そして そのころから 健康を補助する食品 にも頼るよう

になった。

 

健康に関する本もたくさん読んだ。

動脈硬化やコレステロールに関すること、また外科的には変

形性膝関節症に関する事柄など 自分に起きている身体の変

調を感じるたびに 誰かにそして何かに頼る日々を過ごして

きた。

 

まるで健康オタクにでもなったかのように いろいろなこと

を試したりもした。

 

    

そして 最初は一種類か二種類だった健康を補助する食品の

摂取も 気がつくと七種類か八種類に増えていた。どれも身

体の変調をどうにかしたいがために 飲みはじめたものだ。

それらを飲むことによって健康は保たれていたのも事実だ。

 

健康でいたい,不具合を感じている,の理由で、また我慢で

きる程度の痛みであるにもかかわらず,徐々に身体に取り込

むものを増やしていった。

 

簡単に言えば、何かを増やすことで健康を保つ というやり

かただ。

 

もちろんそのまま何も起きなければ 何の問題もない。

 

    

                   つづきは次回へ