山塊は気高く無言のままにそびえたっている
自分はどのようにしてできたのかを
なぜできたのかを問うことはない
ゲーテ
そのようであるようですが
ゲーテよ
わたしは愚かしく
どうして今ここにいるのか
何故どうしてここなのか
いつまでこのようにここに居るのかと
自問自答しているがよく分からない
わたしにとってもっと違った
もっと相応しい所はないものかと
希望観測を兼ねて考えたりもする
ここを
自分に相応しい環境として整える術も知らずに
花は何処にあっても問わず請わず健気に咲いている
花のようにはなれないけれど
まぁいいじゃない
ここで
私は私らしくありのままの私であればいいと
納得しようと思う
これでいいのだ!