昨日は疲れ切って週間天気予報とニュースを確認して
早々にベット イン 7時間睡眠を貪る
ふと目覚めれば朝はまだ漆黒の闇、夜明けは遠い、 二度寝することにする
友人の鬱な話を聞き経験上のアドバイスをしながら、憂さ晴らしにお茶しようと出かける。
通りに出ると道端により通りを空け何やら話し込んでいる二人の紳士。
通りがかりに何気なくふと目にとまった一方の紳士、見覚えがあるもしかしてと、私は立ち止まった。 忘れじのと言う程ではないけれどきっとあの人…
好んでいたあの千鳥格子の厚手のコートを纏っていた。
それじゃまたと向きを変え歩を進めた紳士、一瞬立ち止まり「おお~」と叫ぶが如く鷹揚に両腕を広げつかつかと歩みよって、私を掻き抱き愛し気に抱擁する。紳士は無言だった。
分厚い胸板と力強い両腕にしっかり包み込まれて言葉を失った私。
やっぱりそうだった、間違いなく懐かしい姿そのものの昔々の彼であった。
風は冷たく寒さ厳しい午後ではあったが、二人を包む一時の風は春風そのものだった。
と
いうところで目が覚めた時計を見たら4時35分
いきなり目覚めてしまった、どうして、何故、何故なの
夢の続きはどうなってしまったのか・・・
余韻を残して消えた夢、想い出を呼び起こして消えた昔々の彼
夢の続きに心残りはない、なくていいそれでいい
出逢いから別離の因があった二人だった
あの日からン十年経つのか彼は忘れてはいなかったのだと勝手に思う
私は薄っすらと忘れていたけれど…😁
真冬の夜明け前の悪夢ではない吉夢かもしれなかった夢だった