戦後の若者たちの風景

(今や忘れられているかも知れない)

 

金の卵などといわれた集団就職

義務教育を終えて故郷を後にして親元を離れる

苦しさと侘しさにいつの日か消えてしまうであろう夢や希望を胸に

そして

上野駅に向かう決意と不安を乗せた列車は

大都会の上野駅へと突き進む

 

こうしたまだ幼い程に若い力が戦後を支えた時代があった

平和な今そんな時代のあった事を知って欲しい

今の若い人たちに知って欲しいのです

何事にもめげずに前を向いていた若い力があった事を

感じて欲しいのです

 

そして

恵まれた日常の幸せに感謝してください

 

 

「ああ上野駅」

こうした微力ながらの下支えがあって今日の日本がある