咲かなければならない
それが
欲望なのか
願望なのか
希望なのか
踏み石の僅かな隙間から
消え入りそうな細い茎を支えに咲いている
精一杯の大倫の花を咲かせている
力の限り頑張っている
ここで咲くのが使命だと咲く姿がいじらしい
「置かれた場所で咲きなさい」
誰かの著書にそんなタイトルがあったのを思い出す
置かれた場所が不満
咲くのを戸惑いながら
枯れすすきになる人間模様もある
花の咲かない枯れ薄…
昨日の出先で出会った一輪の花に
あれやこれやと考えさせられました