学んだ言葉に
命を込めろ
と
言われても
命を込めれば込めるほどに
単なる言葉の羅列にすぎなくなってしまう
言葉をもって今の心を感性を思いを表現する
意味がない
素直に表現すれば悪態をつかれる
編集者よ
詩とはそれぞれの感性の表現なのです
意味がわからない?って
感じてくださいよ何かを
自己の価値観で判断しないでよ
谷川俊太郎先生が言っています
↓
『意味じゃないものに心動かされるのが最高』
『詩の意味っていうのはあまり重要ではない』
谷川俊太郎
意味のある型にはまったものは詩ではなくて
説明文にすぎないんですよ
自己紹介 谷川俊太郎
私は背の低い禿げ頭の老人です
もう半世紀以上のあいだ
名詞や動詞や助詞や形容詞や疑問符など
言葉どもに疎まれながら暮らしてきましたから
どちらかと言うと無言を好みます
中略
斜視で乱視で老眼です
家には仏壇も神棚もありません
室内に直結の郵便受けがあります
私にとって睡眠は快楽の一種です
夢は見ても目覚めたときには忘れています
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夏はほとんどTシャツで過ごします
私の書く言葉には値段がつくことがあります
これが詩壇の大御所谷川大先生のれっきとした『詩』です
どの世界もそうですが確たる認知を得れば籍を与えられるのが世の常ですね
編集者さんあまりごちやごちや言わないでください
詩ではなくて・・・イチ、二、三どまりですって
まあ 私の場合は言葉遊びに過ぎないのかも知れませんけどね
書けども書けども紙屑の山かも知れないけれど
いまに見てらっしゃい
センセイさまになってやるんだから