棘理性と感情の谷間で散る火花 不協和音を産む すれ違いの種を宿していたなんて 何故だろう 不信の種を抱えていたなんて どうしてなのか 共感の喜びは確かなあったはずなのに 別れの言葉は告げずに 他人という名の棘を刺す 壊れた心は二度と戻らない 心に冷たい雨が降る 心に逆巻く波がある 他人という名の棘が 容赦なく この胸をえぐる 紫 敷布