涼し過ぎる朝風 また来るよ 次の季まで元気でいてくれよ 想い出はたくさんあるはずだ 寂しくなんかないさ ひとり善がりのように呟くように 身勝手な後ろ姿を残す 微かに夏の名残が滲む風 立秋の朝のことだった