4月13日、今日は漂流の歌人石川啄木の誕生日でした。
新聞記者として釧路新聞社に赴任(現北海道新聞社)
76日間の滞在中に短歌はもとより
詩集、小説、随筆、時事評論、論文など多くの作品を残しました。
釧路市内には啄木の足跡を追って24基の歌碑があります。
さいはての
駅に下り立ち
雪あかり
さびしき町にあゆみ入りにき
こほりたるインクの鬢を
火に翳し
涙ながれぬともしびの下
しらしらと氷りかがやき
千鳥なく
釧路の海の冬の月かな
神のごと
遠く姿をあらはせる
阿寒の山の雪のあけぼの
西の空
雲間を染めて赤々と
氷れる海に日は落ちにけり
私の好きな歌を表記してみました。
歩道におかれたタイルの1枚です