2月14日、父が逝った日、雪が降る寒い朝だった。

父は35歳の若さ、私は4歳6ヶ月の頃。

 

あれから69年の歳月は波瀾万丈の日々だった。

 

命日の今日、仏前に一箱のチョコを供えて、

あちらでの父の安らかな日々を祈りましょう。

 

吾子遺し父旅たちき吹雪朝

 

遺されし吾子のゆくすえたれぞ知る

容赦なきにも風ぞ冷たき     

                     紫敷布

 

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