なみだ秋ですね。今宵私は詩人擬きになる。 日暮れが早くなり夜明けが遅くなって日一日と秋が深まるこのごろあの日から随分と日が経ちあの手の温もり力強い腕の感触も声のひびきも輝く目の色も忘れてしまいそう 夕べに涙がながれるわ でも心配しないで玉ねぎを切っていたの