魂の発露ががない 命の閃きがない
三十一文字に心がのらない

歌えない 詠むめない

日に日に締め切りが迫る

帯広図書館 中城ふみ子賞実行委員会・短歌研究社から
和歌の応募要請が届いているが……
まったく詠めない…

これは正しく魂の混濁に他ならない

心が貧しく縮んでいる

中城ふみ子 戦後の歌壇に彗星のごとく現われ 生と死を詠んだ歌人
乳癌 離婚 恋愛の記憶を劇的に詠み
1954年8月3日31歳の若さで没

わたしは今確かに生きている
生きてはいるのたが なんの意欲も湧かない!
ただ ただ 命の海原を彷徨っているだけ

どうしちゃったのかなあせり・・・