おひとりさま二人のお話 そして 男と女のお話

久々の友人からのお招き、手土産にティファニーメロンを持参する。
彼女とは長い付き合いであるが、年に三度会えば良い方である。
今日は今年二度目の出逢いである？！。
彼女、Ｍさんは不動産業を営む社長さん、年中忙しいのだ。

Ｍさん曰く、人生３６５日ン十年自分のためだけに生きれたら、どんな人生であっただろうかと考えることがあると……
「そうそうそこなのよ！」と話ははずむ。
嫁にも行かず、仕事一筋に生きていたらどうだったのかとは、事あるごとに考えることはある。

　　　　　　　
ダメよ結婚はしなくちゃダメ。出戻っていいから結婚はしなくては、人のすることは一応してみなくてはわからない、しなくてはダメだとＭさんは言う

そうなのだ、なんと言っても人生は経験がものを言うのだ。
苦労して子育て終えて、しみじみと「子供なんかいらなかった！」と、おひとりさま二人のオバサンは夜空に向かって雄叫びをあげるのだった。
そして、結婚も子育てもしてみなければ人生の機微もわからないだろうしねと呟くのだ。
決して少子化に加担している訳ではない。
一人で大きくなったような勘違いの子等にむかつくだけの話である。

最近はちょっと毛色の違った方々が大手をふってまかり通るいい時代ね。
でも、所詮この世は男と女、未婚既婚に関わらず異性の友人がいて当然だと思うし、プチ恋心プチ恋愛があっても決して不自然だとは考えないけれど、あなたはどう思うかと問う。
勿論そうした事実があって然り当然思うけれど、世間様がそれを理解できはしないのが現実である。理解出来ないものに理解してもらおうなどとは、はなから考えはしいと彼女は言う。
わたしもまったく同感である。プチ恋プチ恋愛は大賛成だ。　　　つづく