たいへんです(@_@)
秋刀魚の初水揚げが昨年の10/1、鮭は4割減だそうだ。
時季になると何処からともなく秋刀魚はごく当たり前のように
台所に届くはずであったが、今年はただの一匹も届かない。
例年なら知り合いの漁師さんや友人知人からよくいただいたものだが……
いつもこの時季は台所は魚屋の店先と化すのだが、秋刀魚の姿も臭いもまったくない。
ましてや鮭の姿もなければ生筋子の影も形もない。
秋刀魚の刺身もひと口も口にしてはいない。
秋刀魚の蒲焼、甘露煮、ミリン干し、佃煮、刺身、塩焼き、
どれも口にしてはいないのだ。

北の大地のジャガイモ畑も連日の猛暑に悲鳴をあげていたらしく、ジャガイモの出来が
非常によくない。ジャガイモに空洞現象がおきている。不味いイモになってしまっている。
これから最盛期を迎えるシシャモが心配である。

1300年の歴史。悠久のロマン、奈良の都の彼の君、マメオくんが待っている。
秋刀魚の刺身を、イクラ、ジャガイモ、シシャモを……。

今年は満足なものを届けられるかどうか……
でも、わたしのせいではないビックリマーク
地球温暖化のせいなのだ、海水の温度が高いせいである。
昼夜34、5度の猛暑のせいなのだ。
昼夜寒暖の差があるから美味しいジャガイモになれる、でも今年のこの暑さには
どうしたらイイの見当がつかない、決して畑のせいでも我々ジャガイモのせいでもない!?
とジャガイモが言っている。

とにかく暑い暑い北国の夏であった。
収穫の秋、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋……
そして北国の秋は駆け足でやってくる。
刻一刻と秋は色彩を濃くしてゆく。