日本的経営と内部不正行為の抑止について | システム監査人のひとり言

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今日は久しぶりにISACAの月例会に参加。テーマは「日本的経営と内部不正行為の抑止について」。

情報は、ヒト、モノ、カネに次ぐ第4の経営資源と言われていますが、他の経営資源のようには必ずしも経営レベルでリスク管理が行われていない。そんな中で、内部不正行為を抑止するためには、後ろ向きの「対策のための対策」ではなく、従業者と企業の心理的関係に着目し、内部不正行為が発生しにくい職場環境を醸成することで、組織のパフォーマンスと安全の両立を目指すというアプローチが望ましいとのこと。

具体的には、成果主義と長期雇用を同時に取り入れる「ハイブリッド型」の雇用制度を採用し、今後の日本型経営は「個人の目標と企業の目標の統合」を可能にするようなマネジメントが重要とのことでした。