さて前回の記事に書いた通り今回の『歌のCD聴きまくり』は4月8日に聴きまして、その日が命日の岡田有希子さんをフューチャーした「もしユッコさんがあの世で「アンディウィリアムス・ショー」のようなテレビショーを行ったら」という想定で考えた『勝手に岡田有希子ショー・ユッコとあの世の仲間たち』と題して聴きまくりました。
もしかしたらユッコファンの中には「何だユッコを利用したこんな勝手な企画は!」と思う人ももいるかもしれませんが、これはあくまでも個人の考え・妄想・思いから出た「私自身の独りよがりで自己満足な自分勝手ネタ」でありますので、その辺は御容赦願います。
と言うわけで(あくまで個人の考えだが)もしもあの世でユッコさんが自分のテレビショーを行ったとしたら…、
まずオープニングは私的にはこの曲以外考えられないと思います(他の人はどう思うかわかりませんが…)、
・ファースト・デイト(岡田有希子)
(デビュー曲・ファーストシングル)
<最初のゲストは戦前から長きにわたって活躍された洋楽系の大ベテラン御二人です>
・ダイナ(ディックミネ)
・恋人よ(淡谷のり子)
(五輪真弓さんのヒット曲のカヴァー)
・或る雨の午後(ディックミネ)
・別れのブルース(淡谷のり子)
・モダンエイジ(淡谷のり子・ディックミネ)
・恋、はじめまして(岡田有希子)
(3thシングル、この歌でベストテン・トップテンに初登場したいわば出世作。)
<続きましてはドラマ『裸の大将シリーズ』の清(芦屋雁之助)とヨメ子(高見知佳)の登場です>
・シンデレラ(高見知佳)
(デビュー曲)
・コップ酒(芦屋雁之助)
・くちびるヌード(高見知佳)
・娘よ(芦屋雁之助)
・あなたを忘れる魔法があれば(岡田有希子)
(アルバム「FAIRY」収録曲)
<続きましては宝塚歌劇団出身の女優2人の登場です>
・黄色いリボン(久慈あさみ)
・百萬弗のえくぼ(乙羽信子)
・ディッカ・メンソーロー(久慈あさみ)
・初恋椿(乙羽信子)
・彼はハリケーン(岡田有希子)
(アルバム「シンデレラ」収録曲)
<続きましては父は民謡歌手・娘は流行歌手、『紅白歌合戦』で初の親子同時出場を果たしたこの親子です。>
・むすめ巡礼(鈴木三重子)
・常磐炭坑節<福島県民謡>(<初代>鈴木正夫)
・愛ちゃんはお嫁に(鈴木三重子)
・新相馬節<福島県民謡>(<初代>鈴木正夫)
・哀しい予感(岡田有希子)
(6thシングル)
<続きましては関西臭漂う(失礼!)2人のシンガーの登場です>
・セクシャルバイオレットNo.1(桑名正博)
・やっぱ好きやねん(やしきたかじん)
・月のあかり(桑名正博)
・あんた(やしきたかじん)
・WONDER TRIP LOVER(岡田有希子)
(アルバム「ヴィーナス誕生」収録曲、実はこの歌は後年歌詞・題名を変えて中谷美紀が自身の主演ドラマの主題歌で歌った。ちなみに作曲は先頃亡くなられた坂本龍一さん。)
<続きましては戦前に活躍した伝説の「鴛鴦コンビ」(但し夫婦では無い)の登場です>
・開花ばやし(青葉笙子)
・妻恋道中(上原敏)
・絵日傘娘(青葉笙子)
・流転(上原敏)
・鴛鴦道中(上原敏・青葉笙子)
・二人のブルー・トレイン(岡田有希子)
(7thシングル「Love Fair」のB面)
<続きましては役者だけでなく・歌・バラエティーもこなすなど長きにわたり多彩に活躍されたこの御二人です>
・雨がやんだら(朝丘雪路)
・銀座の若旦那(高島忠夫)
(自身の主演映画『若旦那の御縁談』主題歌)
・ネイチャー・ボーイ(朝丘雪路)
(ナットキングコールのヒット曲のカヴァー、朝丘さんは洋楽もこなすんですよ。)
・パパ・ヤ・ママ(高島忠夫)
・バナナの唄(高島忠夫・朝丘雪路)
(映画『バナナ』主題歌)
・憧れ(岡田有希子)
(アルバム「シンデレラ」収録曲。後年作者の竹内まりやさんが自らカヴァーした。)
<続きましては戦前の浅草出身の喜劇のエンターテイナーの御二人です>
・君恋し(二村定一)
・モン・パパ(榎本健一)
・私の青空(二村定一)
・月光値千金(榎本健一)
・花のイマージュ(岡田有希子)
(本来は昭和61年5月に9thシングルとして発売予定だったが自裁により発売中止に。平成11年発売の「メモリアルBOX」に収録されて初めて日の目を見る事になった。)
<続きましては「湯島の白梅」「勘太郎月夜唄」のコンビの登場です>
・誰か夢なき(藤原亮子)
(本来は竹山逸郎先生とのデュエット曲だが、今回は後年吹き込んだソロバージョンで。)
・星影の小径(小畑実)
・ドニャ・マリキータ(藤原亮子)
・星のない渚(小畑実)
・勘太郎月夜唄(小畑実・藤原亮子)
・そよ風はペパーミント(岡田有希子)
(1thシングル「ファースト・デイト」のB面)
<続きましては御互い浪曲出身でライバル視され不仲説まで出たこの御二人です>
・無法松の一生~度胸千両入り~(村田英雄)
・大利根無情(三波春夫)
・祝い節(村田英雄)
・おまんた囃子(三波春夫)
・二人だけのセレモニー(岡田有希子)
(4thシングル)
<続きましては昭和30年代のシャンソン黄金時代には欠かせないこの御二人です>
・パリのお嬢さん(中原美紗緒)
・パパと踊ろうよ(芦野宏)
・河は呼んでいる(中原美紗緒)
・幸福を売る男(芦野宏)
・十月の人魚(岡田有希子)
(アルバム「十月の人魚」収録曲)
<続きましては直立不動の昭和歌謡界のセンターとその方に憧れるこの方の登場です>
・からたち日記(島倉千代子)
・野崎小唄(東海林太郎)
・りんどう峠(島倉千代子)
・月形半平太の唄(東海林太郎)
・すみだ川(東海林太郎・島倉千代子)
(歌に関しては元々は東海林先生のソロだったが、実は『なつかしの歌声』で披露されたようなデュエット形式でのバージョンでの吹込み音源は存在しております。)
・恋のエチュード(岡田有希子)
(8thシングル「くちびるNetwork」のB面)
<続きましては昭和30年代初期にロック文化を日本に持ち込んだこの御二人です>
・監獄ロック(平尾昌晃)
・ハートブレーク・ホテル(小坂一也)
・星は何でも知っている(平尾昌晃)
・青春サイクリング(小坂一也)
・丘の上のハイスクール(岡田有希子)
(アルバム「シンデレラ」収録曲)
<続きましては戦前より長年にわたりキングレコード支えてこられたこの御二方です>
・麗人草の唄(林伊佐緒)
・マロニエの木蔭(松島詩子)
・ダンスパーティーの夜(林伊佐緒)
・喫茶店の片隅で(松島詩子)
・銀座夜曲(林伊佐緒・松島詩子)
・ヴィーナス誕生(岡田有希子)
(アルバム「ヴィーナス誕生」収録曲)
今回は一応盛りだくさんなので一つの記事では収まらないので曲目に関しては3つに分けて公開していきますが、この曲目を見たユッコファンの中には「これじゃあユッコをダシにして他の死んだ歌手の歌を多く聴いてるだけじゃねえか!」と思う人がいるかもしれませんが、これはあくまでも「私自身の独りよがりで自己満足な自分勝手ネタ」ですので御容赦願うと共にもう少しお付き合いいただければと思います。
と言うわけで中盤戦の曲目は夜に公開します。