抜くためにある種のパワーがいるっていう、これまた逆説があるように思います。
でも、行き先は
パワーを使わず抜けてる状態
を目指してるんです。
初心者の歌は、喉から力を抜くというのを勇気を持って(ある種のパワーを使って)意識的にするって…。
でも、行き先は
パワーを使わず抜けてる状態
を目指してるんです。
なにが怖いって、
自分の身体に任せる(委ねる)
のが怖い。
喉(あるいはどこか脳とか筋肉)でコントロールできる、
って誤解をしている初心の頃はね。
あ、人によると思いますよ、もちろん。
もともと「抜けてる」のが普通の人とか。
そういう人は、意識しないでやれるから、たいしてここでは苦労しないんでしょうね~。
自分の身体に委ねる、
空気に委ねる、
音楽に委ねる…
みたいな。
大人になって、ああすべきこうすべきの「アタマかちかち」な世界に長く居た人間は、ほんとに、身体というものを頼るというのが怖い。
「見えないものを信じられる人が成功する」
っていうのは、どこの世界でもそうなのよね~、きっと。
それができるために、
地味~な練習してるんですけどね!