「エンゲージリング買ってくれるって～」
とつぶやいたところ、数人の友達に
「おめでとう！」
「結婚決まったの？！」
と言われました。
誤解を招いてすみません、とその方々には言ったのですが、
あれはただのつぶやきであって、
実はまだ、婚約すらしていません(笑)正式には。
ホラも吹いていれば本当になる、人を傷つけるような
嘘でなければどんどん吹きなさい！
という、故・佐藤富雄さんの言葉どおりですね、
そうなったらいいな～と思うことを吹いていただけなのです
そして実際、我々は、今すぐ高額のお金が出せて
指輪が買えたり結婚式ができる！
という状況では、残念ながらなくてですね…。
（知ってる人は知ってるよねｗ）
そして、あ～…なんで私はお金がない人と付き合ってしまったんだろうか…
なぜ、さくっと結婚できる人と付き合えなかったんだろうか…
こんなことでは結婚したって幸せにはなれないのではないか…
などと、ユウウツになったりしていました。
ところが、最近ダイヤモンドにハマったせいで、
宝石の図鑑やら、正しい宝石の買い方！
など、専門家の書かれた本を読んだりして、
すごく楽しいんです
これです
そもそも、宝石のことを調べだしたのは、
「どうせ買うなら、その値段にどれほど価値があるのか
わかってから買いたい…」
と思ったからでした。
それと一緒に、宝石にこめられる願いだとか、思いだとか
そんなものも知りたくなったから、なんです
こんな大がかりな細かいものを作るってことは
それだけの思いが大集合しているんじゃないかな～
と想像したからで、ロマンの追及心…とも言えるでしょうか。
あとはいつもの好奇心ですよね
宝石の本を見ていると、ほんとに楽しくて嬉しくて、ふと、
こんなことを思ったんです。
お金がなくてよかったのかもしれない…
だって、もし、さくっと買えるお金があったとしたら、
こんなに宝石のことを調べることもなく、
宝石を知る楽しさも体験せずに、
ただ、「婚約にはダイヤを贈るものだ」
というしきたり（？）にのっとったことをやって
表面的に満足していただけ…かも？？
…
それが私にとって幸せだったか、今はわかりません。
だってね、お金がなかった結果、
これだけ楽しく過ごせたってことは私にとっては
最高のシナリオだったんですから。
なんかそんなとき、お金がなかったことを
心から「よかった～
」と思ってしまったんですよ。当然、最低限の生活ができているお金はあるから、
こういう余裕があるのであって、生活に困窮していたら
そうは言えないんですけど。
でも、だからこそ、
「ああ、余裕があるじゃないか…」
「時間は豊富にあるじゃないか…」
とも思えました。
今ある豊かさを認識できた、という感じですかね
楽しみに待つって、こういうことなのかな～
とちょっと思った休日でした。
みなさまも豊かで幸せな日曜日をおすごしください