「自分らしさ」
ということが「どういうこと?」と思ってしまう私です。
ですので、時々確認します。
以前ある方が、こんな風に言われていました。
「おいしいものを食べることが大好きな人が
おいしいものを食べているとき、その人らしさ全開」
納得の表現です。
「その人らしさ」とは、「その人が好きなこと(楽しいこと、気分がいいこと)
をしている」ことであって、そのことを「中心にある」という風に言います。
「センター」とも言いますよね。
数年前くらいでしょうね、まだ私がいろいろなことを自分に禁止
していた時期ですね、
洋服を見にいくと、必ずこんなことを思ったんです。
(私が好きなものは私に似合わない、
似合う服と好きな服は違う、
好きな服は着られないし、似合う服は着たくもない服だ…)
…と。
なんかダークな気分になってきてしまいますね。
これ、セルフイメージの反映だったのかな…?と今は思います。
こんなことを思っていた当時、私は自分に楽しむことを禁じていて、
好きなことを楽しくしたり、楽しく人と会ったり遊んだりしていませんでした。
変なのですけど、遊んでいても楽しめなかったんです。
好きなことをしていても、設定した高すぎる目標のせいで
楽しめませんでした。
その時、私は「私でないもの」になろうとしていました。
雑誌やお店で洋服を見ると、
(この服は私を私ではない女に見せてくれるかしら?)
…こんな風に思っていました。
そしてその服を試着して、上のようなことを思っていたんですね。
…
さて、最近は風向きが変わってきていまして、今は
「自分の好きなものは自分に似合う」
という思いのほうが強くなってきました。
昨年から、好きなことをしていい、自然に楽しいことをしてもいい
という許可をやっと出せるようになり、その心理状態が反映されているのかもしれません。
好きなものを禁止してきた私には、この思いはかなり嬉しいものです。
もし、「好きなものを自分に与える許可ができない」
方がいらっしゃったら、是非、それを持つことを許可してくださいね