ハワイでホノルル美術館に行ったのですが、
改めて、美しさって引き算だなぁと感じた。



惹かれる絵画や美術品ほど、シンプル。



余計なものが省かれているんですよね。



たまたま人がおらず、
モネの「睡蓮」を独り占めしてウットリ。
なんて贅沢な時間。
モディリアーニの裸婦も見れたし、大満足。



そして今回は、
エドモン・クロスの絵画に魅了されました。



飾ってあったのはこの絵じゃないけど、見事な点描画。
(これ、点で描いてるんだよ)



彼ら点描画家は、新印象派と呼ばれていて、
印象派の「筆触分割」に「視覚混合」と「補色対比」を取り入れ、
科学的に色彩を再構築することを狙った…とのこと。



カンタンに言うと、
絵の具で混ぜまくっても暗い色になる一方だから、
明るい色を交互に点描し、補色関係の色を配置して、
光のような鮮やかな色彩を表現した絵画…って感じ。



すごいよね!
とっても素敵だったのです。
ここで見て初めて知りましたが、ほかの絵もぜひ見たい。



こんな絵もあるみたい。



素晴らしい時間でした。



麻生夕貴