こんにちは!

心理カウンセラーのゆうです。

数あるブログからお読みいただき、

誠にありがとうございます!

このブログは、心理カウンセラーの私が、

子供の東大合格までに

知っていてよかったと思う心のこと、

子供への声掛け方法、接し方、

自分の心の整え方などを記事にしています。

私は勉強は教えられません。

(全くわからないです笑)

ですが心の専門家だからこそ、

子供の可能性を伸ばす、その子の持てる力を出し切らせる。

そんな育て方は、できたと思っています。

少しでもどなたかの参考になれば嬉しいです! 

 

【児童相談所に勤める友人の話】

 

仲の良い20年来の友人が、市の職員なのですが

ずっと子供関係の部署に勤めていて、

今年から児童相談所に配属になりました。

 

彼女は自発的に志願して、移動したのですが

話を聞くとめちゃくちゃ過酷な職場です。

 

当然ですが通報はいつ来るかわからない。

なので24時間体制で準備。

その都度、緊急度を判断。

保護する必要性の判断、警察や弁護士との連携。

 

子供の身に、何が起こるかわからない。

電話の背景にある現状を見抜かなければいけない。

日々緊張感に溢れています。

 

彼女自身も、3児の母なのでよく子育てについて話し合います。

 

仕事がとても多忙な彼女は、ご主人と分担しながら子育てをしているのですが


仕事上、たくさんの家族に関わってきて

常に繰り返している言葉があります。

 

 

『子供に子供自身の人生のハンドルを握らせる』

 

たとえ、親が食事の準備をしてくれなくても

そのことを子供が気にせず、

自分で調理ができるのであれば

それは問題ではない。

 

【子供自身がどう捉えているか、

感じているか】

がなによりも大切だ。

 

といつも言っているのです。

 


私がご飯作りをサボった日のご近所ラーメンw




ご飯を作って待っていてくれる親がいないことは、

周りからみたら

『かわいそう』かもしれないけれど


もしかしたら本人は、料理をして親を待って、

帰宅した親がめちゃくちゃ喜んで、

ありがとう、嬉しい、

と自分の作った食事を食べてくれることに

喜びを感じているかもしれない。

 

そこから、やりがいを感じて

料理人を目指す子もいるかもしれない。

 

それは、決して悪いことではない。

(小さすぎる場合は、 

ネグレクトになる可能性もありますが)

 

それぞれの家庭に事情があり、

みんなが完璧な親にはなれない。


帰りが遅くなる、週末も仕事がある、

料理が苦手である、収入が少ない、

いろんな家庭がある。

 

SNSのキラキラした家族を普通に

イメージしてはいけないんだよ。


もっともっと、ハードルを下げてほしい。

元気ならいい、

笑顔ならいい、 

生きてればいい。

 

極端な例だとは思います。

 

不登校の子の話もあったのですが、

今は本当に増えていますよね。

 

周りが大変だ、大変だと騒いで、

フリースクールなど

いろんな対策を練ることもあるけれど


まず、本人の気持ちを置いていかないでほしい。

 

本人はどう思っているの?

学校に行かないことを嫌だと思っている?

フリースクールに、行きたいの?

 

『子供自身に、考えさせる。決めさせる』


ことが大切なんだそう。

 

ヘリコプターペアレントの話↓

 

 

 上の記事の話にも通じるものが

あるなぁと思ったのですが

 

親が子供を支配しすぎてしまうことで、

本人が決める権利を奪ってしまうという現象。

 

ひいては大人になっても、

親をガッカリさせてはいけない、

周りの期待を裏切ってはいけない・・・

 

と自分の気持ちよりも

周りの感情を優先させる人間になってしまう。

 

という心理的な考え方もあります。

(コレ、私自身にも少し当てはまります・・・)

 

沢山の家庭をみていている友人の話は、

なるほどなぁと

いつもとても学びがあるのでした。

 

ちなみに児童相談所での仕事は、

ハードだけれどチームで成り立っていて

みんなが前向きにやりがいと

使命感を持って取り組んでいて

素晴らしい環境なのだそうです。

 

それでも、いろんな痛ましい

事件が起きていますよね。

悲しすぎて目を背けたくなってしまう

ニュースもたくさん。

 

子供に期待しすぎない。 ハードルを上げない。

子供は親の所有物ではない、ということを

いつも意識していようと思った話でした!

 

 

 

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