出張続きの翌日もオンライン会議に追い立てられての妥協点、在宅勤務での対応です。本当は休みたかった…。
疲労に勝てず朝はゆっくりしていたので、「やばい!もう時間ない!」とびっくりしながら取り急ぎ着替えました。
どんだけゆっくりしてたんだ自分w
さてそんなわけで時短&らくちんコーデです。
襦袢の代わりに、着物衿のカットソーを着て。
着物を着て。
半幅帯をコルセット状にぐるりと巻いて、ダブルクリップで留め。
帯締めをして。
帯揚げは帯に挟むだけ。
襦袢を省略、帯を結ぶのも帯揚げを結ぶのも省略、帯留めも諦めればカップラーメンが出来上がるまでには着られます。
補正を入れずに急いで着たので腰回りにシワが…とか。
なんちゃってカットソーなので衿がいつもより鋭角で衿の落ち着き具合が…とか。
着物の下に着るものが違うと「あれ?いつもと違う」が出てきますが、そこはご愛敬。そんなものだと許容することも大事だと思うのです。
そういえば出張中、仕事に適応している理由を聞かれました。
急なフリですね。
明らかに苦手な種類の仕事もあるけれども、それにも対応できているのはナゼか、本人の心向きを聞きたかったらしいです。
周りを見て「そういう仕事の仕方をするのか」と思ったというのが正直なところで、そういう意味では「仕事の仕方を見せてもらったと思っている」…というような回答をしたところ。
「なるほどね、そこだよね」
どこですか。
「つまり無理だ!こんなのやれない!って拒否しないでそこで受け止めるわけだ。受容できるかってのは大事だよね、大概の人はそこで受け入れられないからこの仕事は合わないねってなる」
なるほど?
人材育成的な話をしてましたか。
「本人は動じてるかもしれないけど、はたから見てると大抵のことには動じないように見える。それはきっとそういうもんだといったん受け入れるからだ」
相変わらず本業の仕事周りは分析屋さんが多くて、視点の持ち方と分析結果の意見が面白いです。
なんでもかんでも受け入れられるわけではないですが、「いったん受け止める」はわりとそうかもしれません。
「今日はなんで上手に着物着られないの!?」
と思うとそこに囚われて余計に焦って時間がかかるので、
「今日は調子悪いのね」
といったん受け止めた方が、「じゃあ今日はこうして着よう」「ここがおかしいならここ直そう」の対応につなげやすいと思うのです。
これがはたから見ると「動じない」になるのでしょうね。
半幅帯をぐるぐる巻いて留めるための救世主、ダブルクリップさん。
名古屋帯が緩まないように着付けの隠しアイテムとしても活躍してくれますw