先日、日比谷のTOHOシネマで映画オペラ座の怪人を観てきました
昔公開された時も観ましたが、やっぱり最高すぎる
学生の頃、劇団四季のオペラ座の怪人を観て鳥肌。
映画が公開されてまた鳥肌。
そして昨日、数年ぶりに観ましたがやっぱり鳥肌もの
冒頭のオークションで、壊れたシャンデリアが動き出してモノクロがカラーに変わる瞬間の、
大音量で響き渡るテーマ音楽といったら
圧巻だし何度観てもぞわぞわする。
映画は、現代がモノクロで過去の話がカラーなの面白い。
普通はモノクロ＝古い過去だから。
ラウルやマダム・ジリーにとっては、華やかだったオペラ座はもうないから
今がモノクロになってしまうんだろうなぁ。
ラウルは、クリスティーヌがいなくなって落ち込んで世界もモノクロになっていそうだし。
学生の頃に劇団四季で観た時は、クリスティーヌ視点で観ていて
彼女も大変だなと思って観ていて。
映画公開時は、ファントムに同情して観ていて。
今回は一周まわってまたクリスティーヌ目線で観てました
子どもの頃に大好きなお父さんを亡くし、
音楽の天使を送るよと言われたのを支えにしてたんだろうな。
それが突然、慣れない寄宿舎生活で音楽を教えてくれる優しい声がしたら。
声だけの存在が何年も優しくしてくれて、それが突然目の前に現われたら。
しかもいい声！心揺さぶる音楽
そりゃあファントムにふら…っとするわ。
何年も自分を見守ってくれてた存在だもんなぁ。
自分にひどい事はしないと信じちゃうよな。
劇団四季だと、クリスティーヌをいつもどこか夢見てる子、って説明してるけど。
クリスティーヌは、いつか音楽の天使と会って話が出来たらと夢見てたんだと思う。
ファントムと初めて会った時は、まだ幼い少女の部分があったのかと。
でも事件は続いてラウルも狙われるとなって、
現実を知って夢見る少女は卒業して…のドン・ファンだろうな！
急に色気が漂う！！
ラスト近くの「騙したのね！」は完全に夢から醒めたんだなぁ。
ファントムがねぇ…もう少し駆け引きしてたらねぇ…チャンスもあったかもしれないな…。
でも子どものまま大人になった人だからなぁ。
愛と美しいものへの執着がすごすぎて、引くなんて出来ない…。
語られていないけど、マダム・ジリーとファントムの間にも物語があったんだろうなぁ…。
姉と弟のような関係だったのかな？
マダム・ジリーは、幼いファントムを子どもながらに助けて見守ってきたんだろうから、
大人になってファントムのやり方どうかなと思っても変わらず見守るだけだったのね。
可哀想な子を好きにさせてあげたいだけ。
と思っていたらだんだん狂気じみてきて、止められなくなったんだろうかなぁ。
オペラ座の怪人はいろんな物語があって最高です
メグ・ジリーも可愛らしくて好き