もう、退院して約2週間が過ぎ、以前と同じような生活に戻りつつありますが、この5週間に入院で経験したこと、その感想などを備忘録として残ししたいと思っています。

帰ってきたらレモンもしっかり実り、ゆずも二つなっていました。








ビターレモン




レモンは7個




ゆずは2個ハートのバルーン




血腫を取る手術をうけ、ステロイドの量も段々と減らし順調に回復していると思っていた日曜日、左手と左足が突然動かなくなり、救急車で病院へ運ばれました。❗その後、リハビリの施設に移り、リハビリは3週間と言われたけど、その後3週間延び、交渉して、2週間にしてもらい、計5週間後で退院できました。家に帰るさい、退院するときに医者から言われたのは「転倒しないこと」帰って2週間経ちました。
「運動「勤勉「継続」「持続」などが苦手な私にリハビリはきつく、またしたいとは思わないけれど、左手も左足も少しずつ元に戻っています‼️ リハビリの驚異的な効果を感じています。カナダからたまたま帰省していた長女と夫は、暇を見つけて病院にお見舞いきてくれました。来ると必ず車椅子の時もあれば、シルバーカーを使って、散歩にでかけました。1日中病室にいる私には気分転換の時間になりました

脳外科医/脳神経外科医/放射線科医との間で私の治療について話し合いが持たれると知った私はこの会議に主治医の入っていないことが不安でした。夫もそのように感じ、主治医に連絡。「腫瘍内科医として、アドバイスできると思うので、この会議に参加させてもらいます」と返事が来て安堵したわたしたち家族でした。麻痺の原因は放射線による、懐死が原因。
放射線治療の前にこれらの副作用の説明は受けましたが、この治療で脳の腫瘍がきれいに消えたのは事実。放射線の効果を感じましたが、薬と同様に諸刃の剣だと言うことを、しみじみと感じました。

ステロイド治療も、手術も受けたくなかった私は、主治医にそのことを伝え、新しい薬を試すことになりました。明日の検査でこの薬の効果を調べることになっていますが、効果のあることを祈るばかりです🙏。

家に帰ったらアイロンが必要なワイシャツが16枚ありました。家の中もサッと見たところ、片付けに4〜5日必要な感じでした。私が留守にしたのは5週間、5週間かかっても仕方がないのに4週間以上頑張ってくれたのだと改めて家族に感謝。アイロンは頑張って次の日にかけ終わりました。長女がカナダに帰ったあとは次女が。夫も会社勤めの後、夕食もとらずに毎日来てくれました。「来なくていいよ。週末だけでいいから」と言っても、子供達が「パパが来たいんだから来させてよ。、ママのことが心配なんだから。。。」と言われ、「早くい退院して家族の負担を減らしたい」と強く思いました。来ると、散歩をして、お気に入りのテレビをいっしょに見て、トランプゲームをしました。療法士からは、どれもとても大事と言われました。私は食事は2人が来る前に終わっていましたが、2人は、9時くらいに病院を出て、その後、家で料理をして夕食をとっていたようです。私が退院したことで、夫も少しは楽になったにちがいないと思いたいです。娘曰く「当たり前でしょう。すごくパパは大変だったと思うよ。毎日せんたく物持って帰って、洗濯して、次の日それを持ってきて。。会社に行って普通に仕事して。。私たちの夕飯を作って片付けて」食事も摂る前に病院に行って、お腹も空いてたと思うし、。。。」
斃れたのが私でよかった、これが夫なら、車を運転できない私には毎日のお見舞いは無理だったでしょう。
リハビリはスイス人の気質、食習慣、生活習慣を観察するには良い機会になりました。。

家に帰ったら、鳥取の友達から2回目の小包が届いていました。
前回も私の病気を知って、病気に効きそうなありとあらゆるものをそろえて送ってっくれました。今回も私の大好きな蕎麦や、胡麻、私も興味のあった「枇杷の葉茶」が入っていました。これは自己免疫力を高めるということ欲しいと思っていたのですが、、日本にはお願いできる家族もいないので、次回、日本に帰国した時にお取り寄せしようと思っていたのでした。今回も、ありとあらゆるものが丁寧な説明と一緒に入っていました。告知を受けてから、深い深い谷のこっちに残されたような、健康な人たちのいる向こう岸には渡れないという、どうすることもできない孤独を感じていました。


枇杷の葉茶



その他いろいろ🙏




手書きの説明書と共に



この友人とは大学時代、同じ下宿に住み、同じ部活をしていました。ほぼ24時間一緒にいたような気がします。
孤独に陥っている私に寄り添ってくれていると感じられる友人の小包は本当に嬉しいものでした。枇杷の葉茶は毎日いただいていますが、今度日本に帰ったときに補充したいと思っています。
このブログは公開で、誰でも見ようと思えば見れますが、この存在は一部の友人にしか教えていません。遠く離れて、私の心配をしてくれる友人。その存在自体がありがたいと思います。
友人たちに何でお礼をしたらいいのか悩んでいましたが、私が元気になるように様々な健康食品を送ってくれる、心配してくれる友人に、元気な姿で会えるのがなによりも、お礼になると思い、出雲に住むその友人たちを訪ねるのが今から楽しみです。

次女が食べたいと言うので、おでんを作りました。わがやの、手羽元と鰹出汁でとった出汁に具を入れて煮込みます。夫はおでん自体はそれほど好きではないけれど、手羽先とだし汁は好きで食べます。おでんを1回作ったら、具を継ぎ足していくので、1週間から〜10日ぐらいはおでんの日になります。

今回はどうしても生還したかった。その理由を次回もブログに書きたいと思います。ご興味のある方は。ご覧ください。