ブログを長い間更新することができませんでした。私は万全とは言えないけれど元気です

4年ぶりに3週間を日本で過ごすことができました。検査結果も良好で医者からもオッケーサインをもらい、行くなら今しかないと日本に急遽帰国することにしました。

日本では行きたかった伊勢神宮、出雲大社、太宰府天満宮にお参りし、会いたかった友人とも会い、友実した日本滞在を過ごしました。また途中日本1周10日間のクルーズをして、横浜→鹿児島→長崎→釜山→佐世保→別府→和歌山と途中下寄港してご当地グルメを楽しみ横浜にまた戻ってきました。このクルーズには長女と長女のパートナー、次女夫婦が参加して、夫だけでなく娘たちやこのパートナーの力を借りながら過ごしました。夫も少し私から解放されたのではないでしょうか?





クルーズの良いところは、ホテルや交通手段、荷物運搬の心配が不要なだけでなく私の場合、体調が悪い時は、一人船に残り適当にビュッフェで食事をとり、他の人は船から降りて観光できるところです。自分の体調に合わせることができるので、私のような人間にはとても合っています。

また船の中にはバー、プール、ジム、ジャグジー、ホットバスなどもあり、若い人は退屈することなく私たちとは別に楽しんでいました。私は今回も日本へのフライトは、足も伸ばせ、後ろの人を気にしなくても良い座席でしたが、日本への14時間の旅はさすがに腰や膝が痛くなりました。2時間おきに立ち上がってはいたのですが。。。。



今回の日本帰国では、残念ながら会いたいと言ってくれた友人に全て会うことができませんでした😭。あまりにも欲張りすぎて、スケジュールに全く余裕がなかったのです。今回の旅行ですっかり自信をつけた私は来年の同窓会には参加するつもりで、その時に会おうと約束しました。

旅行中は興奮しているからか体調は良く、旅行前に悩ませれた膝痛、咳の事はほとんど忘れて、よく歩きよく食べました。

今回、友人に会う前に、失礼ながら「涙」「同情」「手土産」は厳禁とお断りしました。涙、同情は今回の旅行を悲しい思い出にしたくなかったからです。手土産はいつもいただいたお土産がスーツケース一杯になって、新しいスーツケースを買う羽目になります。今回スーツケースを運ぶのは夫で、すでに4つあるので、これ以上増やすことはできませんでした。私はスーツケースに関しては全くの役立たずで1つも運べません。

夫は文句一つ言わず、私のしたいことを優先してくれました。ほぼ思い残すことはありません。

今回の旅行で思ったのは、福岡に家を借りてそこを拠点に生活するように暮したかったな、と言うことです。福岡は東京や大阪ほど大きくないので静かです。都会へのアクセスも新幹線や飛行機で便利です。食事も美味しいし学生時代か住んでいたこの街は一番好きな街です。今となっては治療の関係で日本には帰れません。両親が健在の時は、実家を拠点にできていたので、家を借りたいと思ったことはありませんでした。実家の両親が亡くなってからは子供たちも日本が好きで毎回帰国してもホテルを転々とする旅行でした。


クルーズでは3キロ太ると言う話の通り、私も夫も太ってしまったので、スイスに戻ってからダイエットを始めました。一緒に夫婦でダイエットするのは1人でするよりかなり簡単です。おかずを2種類作らなくて良いからです。

私たちが始めたのはまず味噌汁ダイエット。4種類以上の根菜と野菜を出来るだけ多く準備してお鍋に入れ火にかけ蓋をして20分ほど煮込みます。これで、まず「命のスープ」と言われるものを作り、味噌を溶きます。これを1日一食食べることにしました。私最も夫も順調に体重が減っています。ただ味噌汁だけだと腹もちがわるく、夜お腹が空いて眠れなかったりするので、この味噌汁に豆腐やこんにゃく麺を入れてみることにしました。こちらで手に入る豆腐は普通に食べられたものではなく、味噌汁で煮込むと何とか食べれます。スーパーでも買える蒟蒻面はあくぬきをすれば美味しく食べることができました。しばらくは味噌汁にシラタキの生活が続くでしょう。


先日 外を見ながらパプリカを切っていたら、見事に手を切りました。治療中の薬の副作用で出血がひどく、その後、失神、嘔吐、痙攣を起こし、ホームドクターに電話したら救急センターに切り替わり、縫う必要があるか?と尋ねると、「3mmi以上の深さだと縫います。それ以下でも本人が希望すれば縫います。」と言われ、手当の方法を聞い今回は家で治療することにしました。このために夫から、包丁使用禁止令が出されました。

長くなったので、今回はこの辺にで。旅先で出会った感動的で忘れられない出来事もあるので次回またいつか。