フォーヴィスムのレース結果です。
2024/7/4 川崎11R スパーキングサマーチャレンジ ダート1600ｍ 1.41.9 1着（－0.4秒差）
地方移籍5戦目のフォーヴィスム、8/7に川崎であるS2戦に向けてそのトライアルレースへの出走です。陣営の期待はいつも大きいのですがなかなか勝ちきれない競馬が続いていましたが、今回は二度の出走経験がある川崎1600ｍ、地方移籍初勝利を目指しました。人気は2.4倍の1番人気、鞍上は御神本騎手でした。
14頭立ての12番枠からのスタート、スタートがやや甘めで、外枠だったこともあり無理には前にはいかず中団で最初のコーナーを回りました。先団のペースが速くなったのでフォーヴィスムがいた中団は馬群がばらけ、フォーヴィスムはいつのまにか最内へ。そのまま勝負どころを迎えて、逃げた2頭の後ろの内側にいた1番リンゾウチャネルが外から進出し、フォーヴィスムの外から2番ボンディマンシュと8番ショットメーカーが一気にまくっていきましたが、フォーヴィスムは差し切れると踏んでいたのかここでは動かず。逃げ馬2頭が垂れて外から1番、2番、8番が三頭雁行になった直線入口で追い出してスパイラルカーブで一気に大外へ。三頭雁行のなかから道中の展開に余裕があったリンゾウチャネルが抜け出したところを大外から差を詰めて交わし、着差こそ2馬身でしたがゴール前の脚色、フットワークは断然で余裕の勝利を飾りました。速めに進出して直線ではやや甘くなる、といったレースを続けてきましたが、今回は余裕のある差し切り勝ち。鞍上が追い出しを一旦待って末脚にかけたことと、レースが前半35.2秒、後半41.1秒というハイペースの消耗戦になったことも重なりました。
レースラップは
12.4- 10.6- 12.2- 13.2- 12.4- 14.0- 13.7- 13.4 （1.41.9）
前日の牝馬限定のJpn3が
12.4- 11.2- 12.1- 13.8- 12.3- 13.3- 13.4- 13.0 （1.41.5）
馬場状態はともに稍重ですが、前日のJpn3は4ハロン目で13.8秒と一気にペースが落ちて末脚勝負に、今回はハイペース消耗戦になりましたのでレースの性質は違うかもしれませんが同レベルのタイムを出せているので、フォーヴィスムの今後の南関東での重賞戦線での活躍が楽しみです。
今回のトライアルで権利を取ったので、次は予定通り8/7のスパーキングサマーカップ(S2)へ向かうと思われます。その後は左回りのマイル戦は南部杯くらいしか見当たりません。さすがにそこは荷が重い気がしますので、次走は目一杯の仕上げで迎えてほしいです。ただ、中央時代は脚元の弱さから大切に使われてきた馬が今回は3ヶ月で3連戦、地方移籍後は脚元については特に言及はされていませんが、ともかく無事に過ごしてほしいと思います。
それでは、また！！