今週の出走馬 2024/6/29 30 | 一口馬主の記録帳

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出資している馬たちについてあれこれ書いていきます。

 
今週は日曜日に函館、福島、小倉で3頭出走します。遠方ばかりで現地に応援に行けないので残念ですが、暑さや雨のなか頑張ってほしいです。
 
 
6/30日曜日
 
函館11R 巴賞(オープン) 芝1800m
モントライゼ(キャロット) 池添騎手→古川吉騎手
 
 
福島11R ラジオNIKKEI賞(G3) 芝1800m
ウインマクシマム(ウイン) 松岡騎手
 
 
小倉12R 3歳以上1勝クラス ダート1700m
マーブルマウンテン(シルク) 坂井騎手
 
 
 
モントライゼは年明けからマイル路線にスイッチ、リステッドを3戦消化してすべて6着。着差は0.4秒、0.8秒、0.5秒と健闘の部類には入りますが、勝ち切るまでには至りませんでした。今回はさらに1ハロン延ばした生涯初の1800m戦、また初の洋芝でのレースになります。
 
昨年までの短距離路線では決め手不足を露呈していましたが、今年のマイル路線ではやや改善されました。競馬場を1周する小回り1800mでしたら、コーナーごとにペースが落ち着くため、距離延長で前に行けそうなモントライゼに流れが向くように思えます。
 
函館競馬場は日曜日の夕方から雨予報、モントライゼが走るころにはまだ降っていない感じの予報ですが、Aコースの4週目で雨が降ったとしたらかなり力の要る馬場になると思われ、馬格があってパワーで押すタイプのこの馬には良い条件になるのではないかと思います。
 
前に行きそうなのが、ショウナンマグマ、ホウオウビスケッツ、ラリュエル、ワールドリバイバルと多いのでモントライゼにとっては良い条件ではありませんが、内枠を引いて先行すればそれなりにペースが流れても前々で粘ってくれそうな気がします。
 
あと鞍上は池添騎手が急遽の騎乗停止で古川吉騎手へ変更。代わりの騎手がそれなりにいる中央開催と違い、直前での乗り替わりは選択肢がかなり少なくなります。深夜まで飲んで酔っ払っての行いのようですが、それなりに齢を重ねているのですから、こういうことをしてしまったときにどのような影響が出るのか考えて行動をしてほしいと思います。
 
同型がそろっていることもありますし、初条件が多すぎますのでとりあえず入着あたりに収まることができれば今後の選択肢も広がるのではないかと思います。
 
 
 
ウインマクシマムは日本ダービー出走を目指した4月末の青葉賞では5着に惜敗、レース後いったんは北海道へ放牧して疲れを癒す流れでしたが、方針転換して福島の世代限定のG3に出走することになりました。
 
枠は12頭立ての6番枠に。内が圧倒的に有利な開幕週の芝1800mですが、過去3走で逃げの手に出た馬がシリウスコルト、メイショウヨゾラ、セットアップ、ヤマニンアドホック、ウインマクシマム、アレグロブリランテ、ミナデオロ、ジュンゴールドと8頭もいますので、内枠過ぎてもスタートで後手を踏めば一気に包まれますし、外枠になっても最初のコーナーまでの距離が短く不利でしょうから、内過ぎず、外過ぎず、ちょうどいいところの枠順ではないかと思います。
 
展開は内の1番から4番の4頭がすべて近走逃げの経験ありで、ウインマクシマムはその後ろあたりの先行集団での追走になるのか、スピードの違いでその4頭のなかに入っていくのかといったところですが、今回は前に馬を置いてレースを進めたいという意向なのでハナに行くことはなさそうです。
 
ただどうしても前が有利のレースなだけに、後ろで溜めてというレースをしていると、手ごたえ抜群だがそれなりにしか伸びず前を捉えきれないというデビュー戦のような結果になることも考えられます。北海道での休養を返上して出てくるわけですから、少なくとも2着までに入って賞金を上積みしてほしいところです。
 
追い切りでは好タイムをマークしていましたが、前走まではやたらと強気だった鞍上の松岡騎手が、「いい時の状態とは遠いと言わざるをえません」と渋いコメント。日本ダービーという目標が潰え、菊花賞なのか、中距離路線なのか、今後の方向性がまだ見えない中では、人馬ともにそれなりの仕上がりにしかならないのでしょうが、一戦一戦競走馬寿命も削ってレースに走るわけですからキッチリ結果を出してほしいところです。
 
 
 
マーブルマウンテンは距離を延長した前走、ダート1800mで2着に1.0秒差、6馬身の差をつけての快勝。いったんしがらきにて疲れを取ったあと、今回の昇級戦を迎えました。
 
この馬の父Soldier's Callは、日本での産駒かマーブルマウンテンのみ、父の現役時は短距離で良績を残したことからこの馬も短距離適性があるのかな、と思っていたらまさかのダート1800mでの勝利。今回のレースに騎乗する坂井騎手も「馬体はスプリンターっぽい」とコメントしており、実際のところどこに適性があるのか全く分かりませんが、「1800mで勝てたのだから1700mになっても対応してくれそう」というコメントをしています。
 
Soldier's Callの父はShowcasing、Showcasingの日本での代表産駒といえばペースセッティング、ということはダート中距離で走っても何の問題もなさそう、というフワッとしたことでも心の拠り所にしてしまうくらい情報が不足しています。
 
小倉競馬場のダートの含水率は金曜日の8:30で15.4%で重馬場判定。土曜日の午後にも雨が降りそうですし、日曜日も曇りか小雨の予報。日曜日の最終レースですが下はそれなりに湿った、時計の速い馬場でのレースになりそうですので、枠順は内枠を引きたいところです。
 
前走は大きな差をつけて勝利したものの、そのレースの2着から5着馬がその後勝ち切れていないという現状から、相手関係に恵まれたレースだったと思います。今回は昇級戦になりますし、初めての古馬とのレース、ここで好内容のレースをすると視界が一気に広がりますので、期待半分、不安半分で見たいところです。
 
 
それでは、また。