新NISA が始まって半年近くが経過しています。
投資戦略を考えすぎて、成果が上がっていない方がいらっしゃいませんか?
本日(6月19日)時点で、2024年以降に投資した分の損益率は次のようになっています。
つみたて投資枠 14.21% 成長投資枠 30.72%
新NISA全体 27.23%
投資対象の銘柄は、とてもオーソドックスです。
つみたて投資枠には、S&P500 と (NASDAQ100 後に FANG+ に変更)投資信託
割合は8:2
成長投資枠では、上記に加えて、米国の時価総額企業トップ3
米国の時価総額トップ3とは、現在、NVDA、MSFT、AAPL です。
新NISA全体のインデックス投資信託と米国個別株の比率は3:2くらいです。
あと半年、積立投資枠分が残っているので、年末には2:1くらいの比率になると思います。
あまり複雑なポートフォリオではありません。
一般的なインデックス投資信託である S&P500、それに少しだけリスクをとって
NASADQ100またはFANG+、個別株には世界的に利益を上げている、時価総額が大きい方から3社、それだけです。
個別株には、ほかに長期低迷のPYPLを少しだけ保有していますが、これは現在最安値をつけている企業は数年放置すると、どう変化するか?という実験です。
投資額は10万円程度です。もちろん決算書には目を通してますので、投資に値する企業だと思っていますが、長期作戦です。
投資は、一攫千金を狙うと、とんでもない罠にはまる事があります。
現在の損益率をもっと上げようとすれば、よりリスクを取る必要がありますが、
そのことにより損益率が下落するリスクが生じてきます。
それから、個別株の場合には2022年のように下落トレンドが続くような場合には大きく資産を減らす恐れがあります。
現在は米国の金利が減少方向にこれから向かうと考えられていますので、少なくとも2025年末くらいまでは大きな下落局面は訪れないと予想しています。
もし、大きく下落が予想される時には半分を利確しようという戦略で望んでいます。
インデックス投資信託は継続つみたてです。
個別株の場合は、下落が落ち着いたところで、売却した分を補充する計画です。
個別株の場合は場面に応じた機動的な動きが必要になりますので、ウェイトは低めにしておいた方がいいと思っています。
このようにオーソドックスな方法でも30%近い損益率を得る事ができますので、
必要以上にリスクを取るのはいかがなものかと思います。
初心者ほど、短期の結果だけを見て、違う方法を試してみようなどと、色々なものに手を出して、結果、大した成果を上げる事ができないという事があります。
インデックス投資信託にしても、個別株にしても、銘柄選択は長期で少しずつ上昇している銘柄を選ぶことです。高値掴みしても、それを超えていくチャートを持った銘柄に投資することです。
決して一攫千金を狙わない、急がば回れです。米国のトップ銘柄であれば間違いありません。ただし、現在のトップ銘柄と10年前のトップ銘柄はガラリと違っていますので、時代に合わせた銘柄選びが必要です。
ベンチャー企業の株価が数百倍や千倍以上になる銘柄に投資したい気持ちは理解できますが、ベンチャーの9割は途中で消えていきます。
トップ企業に投資した方が安全で安心と思いませんか?
投資方法は人それぞれですので、長期で投資の楽しみが続くように工夫してはいかがでしょうか。