投資をやっていると、有頂天になってしまったり、悲嘆に暮れることがある。

 

そういう状態での判断は、読みを誤ることが少なくない。

特に、投資初心者にとって不安定な気持ちになるのは仕方ないでしょう。

 

そういう時は、できるだけ多くのデータを収集分析しましょう。

下のチャートは東証グロース市場指数の1年チャートです。

NYダウ、S&P500、NASDAQは4月に一時的に下落したものの反転している。

対して日本株、日経225も3月までは好調だったものの4月の下落後の回復が思わしくないようです。

東証グロース市場指数のチャートを見ると、明らかに他とは異なる動きを示している。

 

グロース株とは、一般的にベンチャー企業など将来的に発展する可能性のある新興企業です。ただ、資本関係が脆弱なために約90%の企業は軌道に乗る前に経営破綻すると言われている。国内ではゼロ金利解除で、最近は長期金利が1%程度に上昇している。借入金が多い企業にとっては、とどめの一撃にもなりかねない。

 

わたしの保有するベンチャー企業も、このチャート同様に長期下落傾向にある。

出来の悪い厄介者状態である。

幸い、NVDAが急騰しているので、この1銘柄だけでグロース株のマイナスをカバーしている。

 

Youtubeの機関投資家さんの動画を見ていると、2024年末の日経平均は41000〜43000円程度と、4月の高値になんとか戻るかな?といった程度です。

 

S&P500の2024年末の予想は5500〜と期待値が高い。

 

アノマリーでは夏場に高値、秋に下落、その後年末にかけて上昇となっており、2023年もNYダウ、日経225ともに似たような動きをしている。

2024年はどのような動きをするか気になりますが、米国大統領選挙、自民党総裁選なども控えているので、場合によっては乱高下するかもしれませんね。