資産運用におけるポートフォリオとは、資産をどのような金融商品に配分するかということであるが、個人資産の運用であれば、偏りがあっても致し方ないと思いますが、こと、金融機関であれば死活問題になります。
面白い動画を見つけました。
農林中金の話です。リーマンショックの頃や、その後も同じ誤ちを繰り返しているということです。話題になったことは記憶の片隅にあります。
そういえば、あおぞら銀行も米国不動産の評価額が下がったことで、損金を積み増し、減配をしたことがありましたね。高配当でトップ10に入る銘柄です。その結果株価が大きく下げました。2023年の初め頃の話だったと思います。
農林中金の件とは全く別の話ですが、経営者たるもの方向性を見誤ると経営破綻の危機が訪れるという点では同じだと思われます。
インフレの時期に債権に偏った運用で墓穴を掘ったのが農林中金です。
わたしの場合も、米国のドル資産に多く配分しているために、最近、日経225インデックス投資信託を加えたところですが、日本株のパフォーマンスは最悪の状態ですね。
しかし、円高方向に動いた時は米国資産をドルで保有して、米国株に再投資する方法もありますので、まあなんとかなるでしょう。
