定点観測というか、時系列調査の続きです。
同じチャートを時系列に見ていくと相場の大きなうねりのようなものが、見えてくるような気がします。
最新のS&P500チャートを見てみると、MACDでは上昇に転じているし、RSIでも4月中旬の売られすぎから上昇している。
昨年の11月頃のボリンジャーバンドが膨らんだ状態から上限に向かって来ている状況に似ています。
昨年のチャートが再現するとすれば、ボリンジャーバンドの上限に沿って上昇していく形になる。5ヶ月続いた上昇トレンド後の調整も、そろそろ終わるのではないでしょうか?
期待を込めて言えば、夏まで上昇が続いて欲しいものです。
夏の後半から秋にかけてはバカンスの関係で例年であれば低迷状態になることが多いものです。
その前に、特定口座分の売却をしたいと思っています。
うまくいけば秋の低迷期に売却した銘柄の補充ということになります。
個人的な観測ですので、投資は自己責任で行なってください。
相場は気まぐれです。世界情勢の動向次第でどのようにも変化します。
「卵は一つのカゴに盛るな」という格言があります。
私自身も、ベンチャー企業で、この銘柄は絶対将来、日本のGAFAMになると、3年ほど買い増しを続けて、大きな損失を被ったことがあります。相場に絶対はありません。しかし、人間は何度も同じ失敗を繰り返すものです。
現役時代に100万円単位の損失を、何度も繰り返したことがありますが、現在では失敗は許されないので、インデックス投資信託が最も安全な投資だと思います。
S&P500チャートのような指標で現在位置を、ときおり確認することが、投資という宇宙で自分の位置を見失わないためのコンパス(道標)のようなものです。