新NISAがスタートして約3ヶ月が経過しました。

 

コアは eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)で、サテライトに iFree NEXT NASDAQ100インデックスや iFree NEXT FANG+ インデックスなどです。

 

5月積立分からは、サテライトはFANG+と楽天・日経255インデックスに変更予定です。

3ヶ月で損益率が9.85%とは今までに経験したことがないくらいの値です。

バブル到来かといった数値を示していますが、国民の一部が新NISA口座を作って投資を始めた影響は思った以上に大きいです。

 

投資初心者の方は、これが普通と思ったらいけません。1年目は年末の時点で10〜20%が普通です。2年目以降は1年目の年末までの金額に損益率の分が上乗せされてきますので、20〜30%あるいはそれ以上になるか、場合によっては下落することもあります。

 

毎週報告している旧NISAの、5年足らずのS&P500の積立実績では40%程度である。

 

この実績では積立額を上下させたりしているので、あまり参考にはならないかもしれないが、2022年の下降トレンドの時期を含んでいるので、年間を通じて元金に対して10%程度の利益が生じて、下降時は10%程度下落したと考えれば、5年間で40%程度というのは妥当な数値ではないでしょうか。

 

ですから、2024年の3ヶ月の損益率が10%近いということは驚異的な数値であることと理解していただけると思います。

ということですので、一気に投資額を増やした後で急落すると、痛い目に遭うこともあります。投資は長期分散でやりましょう。投資額が短期では半分になることも覚悟して続けましょう。下落しているときはバーゲンセールで安く買えていると思いましょう。

 

損失が出た時に慌てて売却して損失を確定させることは避けましょう。

損失が耐えられない場合は積立額を減額しましょう。許容できるリスクを超えるリスクをとっていると考えることができます。

 

インデックス投資信託の積立では15年以内には損益率がマイナスになる時期もあります。統計的には15年を超えるあたりからマイナスになることはないと言われています。

 

特定口座分を売却して新NISA口座の積立をと思っていますが、なかなか売却のタイミングが見つからないので、楽天の場合には定期売却ができますので、その仕組みを使って、月に10万円の積み立てをする場合には、並行して10万円の売却をすることにしました。

 

投資信託の場合にはこのように定期売却ができますが、米国株の場合はタイミングを考えるので、なかなかできません。まして米国株の場合には2倍くらいになっている銘柄もありますので、特定口座分を売却すると新NISAでは半分の株数しか購入できません。特にNVDAやMSFTなどは売却したら、高くて買い戻すことができないのではとの思いから売却を躊躇ってしまいます。