前回の復習からしましょう。

 

>投資に早くから取り組んでいるものにとっては、証券会社の窓口でよもやま話をし>た

>それから、特定口座、一般口座、NISA口座、外国株口座、FX口座と様々な口座があ>りますので、どの口座を開設するか、理解に苦しまれる方がいらっしゃると思いま>す。

 

>詳しいことは次回に説明しますが、とりあえずは特定口座の源泉徴収ありと、NISA>口座を開設しておけばいいでしょう。将来、アップルやマイクロソフトなどの外国株>も売買してみたいと思われる方は外国株口座の開設しておいてもいいでしょう。

>成長投資枠で積立もスポット購入(一回限りの取引)もできます。

 

ここまでお話ししていましたね。口座の種類と意味です。

特定口座とNISA口座については前回お話ししましたので、重複する説明は省略します。

 

一般口座は通常は使いませんが、例えば保有している企業がスピンアウトといって、企業内の一部門を分社化した場合に、新しい会社の株を発行し、株主がもらえることがあります。その場合には保有している株が特定口座に入っていようが、NISA口座に入っていようが、一般口座に入ってきます。

 

一般口座に入っている株を売却して利益が出た場合には確定申告が必要になります。

利益が年間20万円以下であれば確定申告は必要ありません。この20万円には特定口座の源泉徴収なし、を選んでいる場合は、その口座の利益も含めての金額になります。

 

FX口座とは為替取引です。例えばドル円で考えると、1ドルが120円の時、1万ドル買って、130円で売却すれば、1ドルあたり10円の利益ですので、1万ドルであれば、10万円の利益になります。FXの取引は証拠金取引と言って、証拠金の最大20倍までの取引ができるのが一般的です。話を簡単にするためにレバレッジ(倍率)を

10倍とすれば、120円の時、1万ドル買うためには120万円必要ですが、レバレッジが10倍なので証拠金として収めるのは10分の1の12万円ですみます。

 

ですから、上記の場合は12万円の元手で10万の利益を得ることになります。

 

しかし、落とし穴もあります。意に反して115円に下がった場合はどうでしょう。

5円の値下がりです。1万ドル保有していますので、5万円の損失が出ています。

この5万円は証拠金から差し引かれます。残りの証拠金は5万です。

保有しているドルは115円が1万ドルですので、115万円を保有していることになります。115万円に対する証拠金は11.5万円ですので、6.5万円足りません。

不足の証拠金のことを追証(おいしょう)といって直ちに収めなければなりません。

 

これが110円まで下がった場合はどうでしょう。ゾッとしますね。

 

少ない資金で大きな利益を得ることができますが、損失も膨大になる場合があります。初心者は絶対に手を出さない方が無難です。

わたしもリーマンショックの時にトルコか南アフリカのFX取引をしているときに30万円の元手に対して追証で200万円損失を被ったことがあります。

30万円の損失で損切りすれば良かったのですが、いつか底打ちして上昇すると考え、次々に追証を納めて、最終的に破綻してしまいました。(証拠金が0円になる前に取引業者が強制決済をするシステムがあります)

FX取引には2度と手を出さないと考えています。

 

このほかにも信用取引口座というのがあります。これはFX口座の株式版です。

たしか、証拠金の3倍までの取引ができます。内容的にはFX口座と同等です。

信用取引の場合は売りから入ることもできます。

株価が下がると予想される時は、その株を証券会社から借りて、売却し、その後下げたところで買い戻して証券会社に返却するというシステムです。

 

この場合も株価が逆に動いた場合は追証を迫られます。

こちらも、初心者は手を出すべきではありません。