10月に入り、相場は上昇を始めたと思ったら週末(10月13日)に大きく下げてきましたね。
欲は人の心を狂わせるということばがあります。
順調にいってるときは平静でいられるのに、予想と違った動きをすると途端に読みが外れた、一旦手仕舞っておいたほうがいいかな?とか、乗り遅れまいと高値掴みをしてしまうものです。
個別株で取引をしている時にはよくあることです。
しかし、そういう時ほど森をみずに木を見ていることが多いものです。
相場は気まぐれです。原因があって動くこともあれば、気まぐれな需給によって意外な方向へ動くこともあります。
いちいち付き合っていたら身が持ちません。
きちんとポートフォリオを決めてバランスが崩れたら定期的にバランスを保つように組み直しをすれば感情が入る隙間がなくて合理的な選択ができるでしょう。
しかし、ひとは感情を持った生き物です。ポートフォリオを決めても利益が出ている銘柄があると、もっと保有したいという欲に駆られます。
そうやってポートフォリオを組み直すと、直後に買い増しした銘柄が暴落に見舞われることもあります。
感情を排して取引をすることは難しいですが、インデックス投資信託を数銘柄、個別株を数銘柄に絞って積立投資をすることが間違った選択をしなくて済みそうですね。
2024年から新NISAが始まります。今年のNISA枠を年内に使って、来年からの積立を計画中です。特定口座分をNISA口座に切り替えるタイミングが難しいですね。
年が明けて一気に移し替えてもいいのでしょうが、やはりタイミングが気になります。新NISA口座の枠が1800万円ですので、若い人であれば、早いうちにインデックス投資信託で積立てて、以後20年ほど保有すれば、すごい資産になるでしょうね。
もっと早くからこの制度が始まっていれば、と思いますが、今からでもタイミングは遅くないでしょう。年金制度だけでは、いずれ破綻してしまいますね、この国は。