10年くらい前だったかな、専門高校の研究と報告の冊子に実験用に小型のジェットエンジンを手作りして課題研究の授業をしている教員の報告が載っていましたね。実習で噴射テストや出力測定もやっているようでした。

 

聞くところによると、民間企業でジェットエンジンを扱っていたようです。

 

専門高校にはすごい経歴の方が、たくさんとはいかないけど、異色の教員がいらっしゃいます。元同僚は市の夏祭りの時に盆踊りに参加するロボットを作って祭りに出てましたね。エアを使ってロボットを制御していました。

 

そういえば、昔一緒の職場にいた教頭先生は、ある大手重工業メーカーを退職して高校教員になられてました。歳が近かったので、長い付き合いをしました。

 

それから、20年ほど前に新設された県内の単位制高校の校長は大手商社の海外駐在員を退職してこられた方でしたね。県の民間人校長として採用された方です。

わたしも酒席で、ご一緒したことがあります。

 

現場を経験した方は考え方のスケールが違いますよ。わたしの提案は無視しても、その校長先生の提案は先生方に受け入れられていましたね。同じような発想でしたけど。

 

わたしは労働基準監督署での労務相談や就職後に労務関係でトラブルになる事例をたくさん知っているので、キャリア教育の労務管理については教員の中では誰にも負けないつもりです。

 

最近、非常勤講師の仕事をしていますが、経験は役に立っていますよ。

 

労働時間をバッサリ削減するために仕事量を半減するくらいの改革をして、超過勤務については労働基準法の規定の手当を出すような施策がなければ、優秀な人材は集まらないと思いますよ。法の適用では超過勤務は25%割増賃金となります。

深夜に及ぶ場合は、さらに25%増しです。(トータル50%増し)

 

私学には労働基準法が適用されますからね。同一労働、同一賃金の原則に反します。

これ唱えてたの国じゃなかったかな?

 

もう退職されたかな?銀行を辞めて高校教員をされていた方もいらっしゃいますよ。

進路指導主時の研修会の時にはリーダー的な役割で意見をまとめてありました。

 

私の知る限りでは外部の経験がある方ほど考えが柔軟で発想が豊かですよ。

教員の世界しか知らない方ばかりだと硬直化したり、前例にとらわれる発想や仕事を増やす方向の改革しかできないような気がします。正直、仕事を増やそうとするのには閉口しました。なぜ2度手間、3度手間の仕事を作り出すんでしょうね?

 

グチになりましたね。学校をもっと楽しい職場にしたいものですね。

たしかに今はブラックな職場ですが、専門高校の各科の職員室は以前は町工場の中の現場事務所の雰囲気がありました。教員は作業服姿で、生徒も実習中は作業服です。当時は書類作成も最小限でしたので、工場で新入社員教育をやっていたような風景でしたね。自由闊達で懐かしいです。

 

わたしも当時は自動車のエンジン分解、組立、始動テストなどやっていました。3時限の実習で完了してたと思います。10名の生徒に対して3台くらいの教材だったような気がします。キャブ、シリンダヘッドを外して、オイルパンを取り外し、ピストン、クランクシャフトの取り外しまでやってました。排気管は最初からついてない状態でしたので、始動時にはうるさくて会話できませんでした。

 

休み時間でも自動車エンジンを前にして、排ガス対策の原理などについて生徒と、熱く議論していました。生徒も教員も輝いていました。

 

就職試験の時期には、昼休みになると問題集を持った生徒が職員室に溢れていましたよ。おかげで大手メーカーにたくさんの生徒が就職しています。

 

3年生は3月の卒業後にも整備士の講習会を教員で分担し指導していました。3月下旬の試験を受けて大半の生徒が自動車整備士の資格を手にしていました。